2025年1月25日(土)、成城学園前「アトリエ第Q藝術 B1 セラー」にて公演『うそうそ時に逢いましょう』が行われます。内容はサックス・クラリネット、nakedvoice、ダンスの組み合わせ。この公演は日没時間に合わせて行われるのが特長です。夕暮れという自然の変化の演出も含めて楽しめます。
企画は『美術と即興』の共同企画者である富士栄秀也さんによるものです。会場は決して広いとはいえないので、すでに席は残っていないかもしれませんが、興味を持たれた方は出演者などにお問い合わせください。
まずはイベントのフライヤーから。
こちらです。
「うそうそ時」とは?
タイトルの「うそうそ時」は、私たちの先人たちが歴史の中で積み上げてきた古語です、意味は『明暗のはっきりしない夕暮れや夜明のうす暗い時間帯』となります。
「うそうそ」自体は、『うろうろと落ち着きなく歩き回ったり、きょろきょろと見回したりする様子』を表す言葉です。
なぜこの言葉にしたかというと、堀越英美さんの『エモい古語辞典』の帯を見たときに富士栄さんがピンときたからだそうです。
『エモい古語辞典』はこちらです。
たしかに帯には「うそうそ時に逢いましょう」「海月(くらげ)の骨のような恋をした」「可惜夜(あたらよ)を君とすごせたら」「そして二人は泡沫(うたかた)に還る」といった言葉が並んでいます。
この本には1654語もの古語が掲載されているので、読んでみると何かインスパイアされるのではないでしょうか。
『うそうそ時に逢いましょう』開演は16時32分!? 30歳以下は無料!
今回の『うそうそ時に逢いましょう』は第三弾となります。
なにより特長的なのが、開演時間です。予定は「16:02開場、16:32開演、17:32終了」です。これは25日の日没時間 17:02に合わせたものです。
会場となる「アトリエ第Q藝術 B1 セラー」は地下でありながら、外のドライエリアが臨める大きなガラス窓があります。天気も悪くなさそうなので、思いがけない自然の演出も体感できることでしょう。
ちなみに第一弾は2023年8月開催。直江実樹さん、富士栄秀也さん、深谷正子さんの3名で行われました。夕日の輝きと一体化した深谷さんの息を呑むような神々しさが印象的な公演でした。第二弾は2024年3月に直江実樹さんと富士栄秀也さんの2名での公演でした(こちらは残念ながら見ておりません)。
そして今回。
出演は小森慶子さん(サックス・ラリネット)、富士栄秀也さん(nakedvoice)、玉内集子さん(ダンス)の3名です。
終了後もたっぷり時間がありますので、出演者と一緒に公演を振り返る時間もたっぷりあります。他の公演のハシゴも可能です。
また、富士栄さん企画ということで、「30歳以下は無料」「金欠の方も、無条件で無料」となっています。要予約ですが、この機会だからこそ若い人に見てもらいたいです。
<公演詳細>
『 うそうそ時に逢いましょう 』第三弾
開催日:2025年1月25日(土)
時間:6:02開場、16:32開演、17:32終了
料金:2,700円(予約 2,500円)
Facebookイベントページ:https://www.facebook.com/events/544494888550610
出演:
小森慶子(サックス、クラリネット)
富士栄秀也(nakedvoice)
玉内集子(ダンス)
会場:アトリエ第Q藝術 B1 セラー(東京都世田谷区成城2-38-16)
会場公式サイト:https://www.seijoatelierq.com/
会場マップ:https://www.seijoatelierq.com/map
アクセス:小田急線「成城学園前駅」より徒歩約3分
ご予約・お問い合わせ:nakedvoice0@gmail.com
※メッセンジャーなどでも可
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