五’s POINTS 12月10日開催〜両国 シアターX カイにて

12月10日に『三浦一壮+深谷正子+松永茂子+佐藤慶子+サーシャ・ペレグリーニ 五’s POINTS』公演が行われます。会場は両国「シアターX カイ」。豪華な5名による完全即興共演です。何が起きるのか非常に気になる公演です。

 

12月10日開催〜両国 シアターX カイにて
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何が起こるかは、出演者もわからない! そして照明と音響も加わって……

「何が起こるかは、出演者もその時にならないとわからないという感じ、、、」。

 

『五’s POINTS』公演は、三浦一壮さん、深谷正子さん、松永茂子さん、佐藤慶子さん、サーシャ・ペレグリーニさんの5名が登場します(それぞれのプロフィールは後述)。制作の石丸麻子さんに見どころを伺ったところ、返ってきた返事がコレ。

 

まさに完全即興で繰り広げられる世界、というわけです。

 

しかも今回は深谷正子さんと松永茂子さんがサーシャさんと初顔合わせとなります。大きな舞台での初顔合わせですから、期待感も膨らみます。

 

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さらに付け加えるように「音響の森政也さんと、照明の玉内公一さんも、ある意味では、即興セッションに参加する感じですね」という補足のメッセージが続いて届きました。

 

深谷正子さんの公演では阿吽の呼吸で舞台をガッチリとサポーされている玉内さんは、的確な光と影の後押しで公演の情景を一変させる照明家です。さらに演者の体温をも観客に感じさせる光を操る方だと言っても過言ではないでしょう。そして、私も何度となく裏切られていますが、予定調和で公演を終わらすような光の使い方もしません。そういった部分では、深谷さん以外の方には、もしかすると多少の戸惑いが生まれる可能性もあります。そこが見る側にとっては期待できる部分でもあります。

 

森政也さんは幅広い視覚効果を用いながら作品を創り上げている方です。ご自身もパフォーマンスをされています。しかも遊び心も持ち合わせています。今回の作品に対してどのような心構えで臨むのかはわかりませんし、どのような音が用意されているのかも見当がつきません。演者の感情や行動を挑発するのか、演者の動きに寄り添いながら観客の心を誘導していくのか、はたまた……。個人的には演者を驚かせるような音を突きつけるようなシーンがあることを期待します。

 

私は行く予定ですが、その前に予定が入っています。できるだけ予定が長引かないように努力するのみです。

 

 

演者5名のプロフィール

出演する5名については、ここで説明するまでもないでしょう。簡単にプロフィールを載せておきます。

 

三浦一壮

1937年平壌生まれ、87歳。1962年日本マイム研究所。1965年ケイタケイらとVAV結成。1972年舞踏舎設立。1977年ナンシー演劇祭、仏伊巡演。1979年インターナショナルワークショップ(ローマ)。 1989年東西ドイツで統一ベルリンに遭遇。フランス ポーランドを中心にヨーロッパ各地を巡回。 2018年インターナショナルワークショップ(ペルー)招聘をきっかけに復活。 2022年フランスパリ ドイツ ケルン,スペイン セビリアにて筑前琵琶 横田桂子とツアー。 その他 『バラ色ダンス』『美しき老体』など出演多数。古武道からの呼吸法を身体表現の根幹に据えるワークショップを各国各地にて…囲碁 七段格。

 

深谷正子

1947年大森生まれ。自身のカンパニー活動を経て2001年にダンスの犬ALL IS FULLを立ち上げ現在にいたる。ソロ活動と群作品の両輪で進行中。美術家や音楽家等の多分野の表現者とのコラボにも積極的に活動をしている。 動体ワークショップも定期的に開催、メンバーによる作品発表も行う?主な作品 ダンスワームホール 宙吊りというサスペンス 枕の下の月もしくは逆さまつげ オウンゴールの踵 身体観察 動体観察昨年の11月から月1ソロパホーマンスとゲストパホーマンスを22日23日と2デーズ動体観察を続行中。動体から温度を注入作業に胸をドキドキさせている。

 

松永茂子

舞踊家、S・クリエイティブダンススタジオ主宰 一般社団法人石井みどり・折田克子舞踊研究所代表 石井みどり、折田克子、泉克芳に師事 。 1990年より代谷隆枝と5回の自主公演を開催。 2005年より今日まで15回に及ぶ I.O DANCE FLAME 公演の企画・制作に携わる。 2011年、文化庁芸術家在外派遣生としてフランス・パリ国立舞踊センターCND(Centre National de la Danse)に学ぶ。 帰国後、両国・劇場シアターX(カイ)を中心に斬新な作品を発表しつ つ、ソロ作品にも 挑戦、2021年より「松永茂子ダンスコンサート」を3回開催。

 

佐藤慶子

《五感の音楽》という音楽観で作曲家、ヴォイス・アーティスト、ヴォーカリスト、ピアニストなどの演奏、Visual Music映像、音のオブジェ創作などマルチ音楽活動を国内外で展開。2009年より「万葉集」からはじめる古典と現代をミックスしたオリジナル歌曲を作曲、《音女》としてコンサートを数多く開催。またヴォイス・アーティストとして舞踏やダンス、映像など他ジャンルとのコラボレーションを行う。同時にオリジナル発声法《声ぢからメソッド》を確立《声ぢから道場》を設立し幅広い年齢層を指導。【主な公演】・Art at St.Ann「Walking Sound」(87 NY) 、「Cosmic Dance」Visual Music映像(93スペイン)【著書】「声ぢから~呼吸と声のためのエクササイズ46~」(論創社)他全13冊出版

 

サーシャ・ペレグリーニ

サーシャの専門分野はメディア理論、現象学、芸術実践で、主なバックグラウンドは作曲とダンスの振り付けである。また執筆した論文や記事は米、英、リトアニア、スロベニア、香港、シンガポール、韓国、南アフリカ、日本のシンポジウム、雑誌などで発表、掲載される。Film International Journal (UK)、SAGE(音楽心理学,UK)等のボードメンバー。演奏家としてはクラシックパーカッションとピアノで活躍し、作品をイタリア、フランス、ドイツ、中国、日本、タイ、シンガポール、韓国、台湾、香港で自身アーティストとして発表し City Contemporary Dance Company (Hong Kong) 等と協力。

 

 

シアターX 提携公演『三浦一壮+深谷正子+松永茂子+佐藤慶子+サーシャ・ペレグレーニ 五’s POINTS 』公演詳細

『五’s POINTS 』の詳細です。

<公演詳細>
『五’s POINTS 』

開催日:2024年12月10日(火)
時間:19:00(開場18:30)
料金:予約 3,000円/当日 3,500円 ※全席自由
会場:両国 シアターX カイ(東京都墨田区両国2-10-14 両国シティコア内)
アクセス:JR総武線両国駅西口下車、左へ徒歩約3分、大江戸線両国駅A4・A5出口徒歩約8分
マップ:http://www.theaterx.jp/access.php
12月10日開催〜両国 シアターX カイにて

申し込み・お問合せ:五ʼsPOINTS 実行委員会
mobile:080-6867-6856
E-mail:dance@studio-n.net(スタジオn 石丸麻子)

Facebookイベントページ:
https://www.facebook.com/events/s/%E4%BA%94s-%EF%BD%90%EF%BD%8F%EF%BD%89%EF%BD%8E%EF%BD%94%EF%BD%93/572451308594527/

 

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