2025年 5月6日(火)、成城学園前「アトリエ第Q藝術」にて秦 真紀子ソロダンス『蕾の肌理(きめ)Vol.3』が行われます。多方面で活躍されている秦さんのソロ公演です。
まずはフライヤー画像から。
こちらです。
秦さんのソロを見たいと感じていた
秦さんのダンスを初めて拝見したのは2024年6月23日の動体観察2Daysシリーズ『月の下の因数分解』公演(出演:梅澤妃美・秦真紀子・三浦宏予/作・演出:深谷正子)でした。
このときの秦さんの印象は「他者の気配を取り入れて自分の身体を通過させながら動くような印象」というもの(下記<参考記事>囲み参照)。
その後、2024年12月に行われた藤井マリさんの『崩壊 、あるいは異邦人ー鈍色の光の彼方へダンスする ー 』公演(出演:木部与巴仁・芝崎健太・秦真紀子・藤井マリ)でも同様な印象を受けました。
続いて、12月後半に行われた動体観察2Daysシリーズ『それぞれの時間 × 11』公演。この公演では、これまでとは少し異なる雰囲気が感じられました。出演者の人数が多い中で、秦さんは全体の踊りの隙間を埋めるように動きながら、やましんさんとのシンクロした動きに面白さがありました(下記<参考記事>囲み参照)。
秦さんは他のダンサーに気を遣うタイプなのか、はたまた遠慮しているのか、もしくは状況によって化学変化を起こすタイプなのか、それとも……。そんなことを考えていると、いつか「秦さんのソロをいつか見たいな。やらないのかな?」という気持ちへと変わっていきました。
そして先月、4月6日に行われた11人が出ずっぱりの公演『動体G+ダンスの犬ALL IS FULL 偶然と必然 その間』。もしも出演者の中で、もっとも輝いていた方を一人挙げるようにと問われたとしたら、私としては吉村政信さんか秦真紀子さんのどちらかになります。もちろん、他の出演者の皆さんにも見どころがあり、それぞれに魅力がありましたが、塊のように動く全体の中で、吉村さんと秦さんの存在感はひときわ際立っていました。
今回は私にとっては絶妙のタイミングでのソロ公演です。
さらに早川さんの照明も気になるところです。早川さんの照明は、演者の内面だけではなく、見る者の気持ちも高揚させてくれますから。
私は夜の回に行けそうなので楽しみです。連休最後の日ですが、お時間のある方はぜひ!
公演詳細
<公演詳細>
『蕾の肌理(きめ)Vol.3』
開催日:2025年5月6日(火)
開演時間:昼夜2回公演
15:30〜(開場:15:00)
19:30〜(開場:19:00)
Facebookイベントページ:https://www.facebook.com/events/1433722194666479
会場:アトリエ第Q藝術
住所:東京都世田谷区成城2-38-16
会場公式サイト:https://www.seijoatelierq.com/
会場マップ:https://www.seijoatelierq.com/map
アクセス:小田急線「成城学園前駅」より徒歩約3分
料金:3.000円(ご予約)・3.500円(当日)
チケット予約・お問い合わせ:
電話:03-6874-7739(13時〜19時)
メール: q.art.seijo@gmail.com
※出演者へのメッセンジャーなどでも可
出演:秦 真紀子
照明・音響:早川 誠司
ソロダンス『蕾の肌理(きめ)』の第1回はいつだったのか?
気になって調べてみると、ソロダンス『蕾の肌理(きめ)』の第1回は2018年4月14日(土)、四谷三丁目「喫茶 茶会記」にて行われました。
せっかくなので当時のフライヤー画像も載せておきます。
プロフィールの中に気になる部分がありました。
「ふわふわ うにょうにょぐにゅぐにゅ…やわらかい身体と独自の言葉で擬音語ダンスを展開」。
現在、秦さんは擬音語ダンスを封印しているのでしょうか。はたして……。いや、過去のことを掘り返しても仕方がありません。いまの秦さんの表現を楽しませていただくのが、何よりも大切なことですね。
以上
<参考記事>
・『月の下の因数分解』公演(出演:梅澤妃美・秦真紀子・三浦宏予/作・演出:深谷正子)
https://www.heart-to-art.net/BLOG/moving-body-observation2024-06-23
・動体観察2Daysシリーズ『それぞれの時間 × 11』公演
https://www.facebook.com/HEARTtoART/posts/pfbid0tKrrWnDkfk3thXxN5Kx9jRCEvdsNrqr635EFB9P4oaLTRb9Pgscktq17cYTe6Jg2l
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