関伝地(カンデンチ)センター立ち上げの経緯
関伝地(カンデンチ)という言葉は、2011年に生まれました。
杉並区社会福祉協議会主催「すぎなみ地域福祉フォーラム2011」のメインタイトル案のひとつで、最終的に『三世代パワー つながり関伝地(カンデンチ)』という名称でイベントが行われました(2011年12月11日・あんさんぶる荻窪にて開催)。※その後も「つながり関伝地」という言葉だけはサブタイトルとして使われてきているようです。
関伝地とは『地域市民と関わり→さまざまな情報を伝え合い→地域力を向上させていきたい』という想いを、「乾電池」になぞらえて命名したものです。各自が持っている関伝地パワーがつながることで、地域がより明るく、住みやすくなっていってほしいという願いが込められています。
地域は開かれていますが、実際には見えないバリアも多数存在しています。価値観の多様化が進む一方で、住みにくさが加速していっているようにも感じられます。実際、「これはヘンじゃないか?」という場面に遭遇することも少なくありません(自分のことは棚に上げて言ってます・・・)。
20年ほど地域に関わってきた者として、さらに「関伝地(カンデンチ)」の名付け親として、見る視点や活動のベクトルを変えつつ、地域活動の現状に一石を投じて関伝地ムーブメントを起こしたいなぁ……などと考える反面、いまだに「もう地域に関わらなくてもいいかな……」という気持ちが大きくなるときもあります。
今後もそんな相反する気持ちを抱き続けていくことでしょう。しかし、それなりに地域活動に関わってきた者として、そして杉並社協のボランティアセンターにお世話になってきた経験?を活かしながら自分なりの形で情報を発信していきたいと思っています。
文責:ハート・トゥ・アート 渡辺
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