● がまの油売りって?
いまから400年ほど前、大阪冬の陣、夏の陣の際に徳川家康に仕えていた筑波山中禅寺の住職・光誉上人(こうよしょうにん)は秘伝の膏薬を傷の手当てとして使い、その効果がたいそう評判となったそうです。
光誉上人は「ガマガエル」のような顔をしていたために「ガマ上人」とも呼ばれ、その傷薬は「ガマの油」と呼ばれるようになりました。
光誉上人が亡くなった後、永井村に住む兵助という者が「大金持ちになりたい」と筑波山頂のガマ石に7日間座禅を組んで考え出したのが「ガマの油売り口上」の原型とされています。
現在、「さぁさぁ、お立会い・・・」ではじまる口上芸は茨城県筑波山の名物として知られており、つくば市認定地域無形民俗文化財に認定されています。毎年8月第1日曜日に筑波山行われるでガマ祭りでは「ガマの膏売り口上全国大会」も行われています。
今回、披露してくださるのは杉並ボラセンの「特技さん」にも登録されている北島健治さん。お楽しみに!
●筑波山ガマ口上保存会ホームページ
http://nagaihyousuke.gamagaeru.jp/
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● 情報など
杉並ボラセンの「特技さん」ラインナップは毎年1回更新されています。詳しくは下記をご覧になってください。
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