2025年 5月3日、成城学園前「アトリエ第Q藝術」にて『 文学とダンスvol.9 ファイナル 』が行われます。『言葉(文学・詩などの朗読)』と『身体表現』がその場で出会い、触発し合う人気企画です。
まずはイメージ画像から。
こちらです。
この企画は前回までは出演者が3名で、なんらかの方法で2名が選ばれ、それぞれが言葉と身体のどちらかの役割分担を決めて表現を重ね合わせていく内容でした。
今回は9回目、ファイナルということもあってか出演者は4名。吉福敦子さん、森下こうえんさん、宮保恵さん、マツシタマサミさんが登場します。いままでの2名パターンですと、組み合わせは6種類となります。今回は「四つの物語」と謳われていますので、3人1組という形になりそうな感じですね。ファイナルに相応しい濃密な時間が繰り広げられそうです。
チケット状況はわかりませんが、きっと席はほとんど残っていないでしょう。しかし、興味を持たれた方は出演者もしくは会場にお問い合わせしてみてください。
<公演詳細>
『 文学とダンスvol.9 ファイナル 』
開催日:2025年5月3日(土・祝)
開演時間:18:30(開場18:00)※終演後に懇親会あり
Facebookイベントページ:https://www.facebook.com/events/1183335649627678
会場:アトリエ第Q藝術
住所:東京都世田谷区成城2-38-16
会場公式サイト:https://www.seijoatelierq.com/
会場マップ:https://www.seijoatelierq.com/map
アクセス:小田急線「成城学園前駅」より徒歩約3分
料金:2,500円(予約優先)
チケット予約・お問い合わせ: q.art.seijo@gmail.com
※出演者へのメッセンジャーなどでも可
出演:
吉福敦子
森下こうえん
宮保恵
マツシタマサミ
スタッフ:早川誠司 高山尚紀
絵画:高山八重
主催:アトリエ第Q藝術
過去の「文学とダンス」の出演者
「アトリエ第Q藝術」さんのサイトに過去の公演のフライヤーや出演者などが紹介されています。
こちらです。
記録映像(公演の一部)もアップされています。踊りもさることながら、それぞれの朗読も魅力的です。
孔子と舞
今回のフライヤーには、孔子の言葉「学びて思わざれば則ち罔(くら)し、思いて学ばざれば則ち殆(あやう)し」が記載されています。
『論語』為政第二15の言葉です。
「学ぶこと(先人の教え)」と「思案すること(自分の考え)」の両方を大切にすることを説いたものです。
◯『論語』に出てくる舞
『論語』には舞の話が登場しています。「八佾(はちいつ)の舞」「八佾舞(やつらのまい)」というものです。
現在も台湾では孔子の誕生を祝う「釈奠祭(せきてんさい)」で舞われています。また、韓国儒教の本山・成均館大学では孔子の命日に踊られているらしいです。
日本のGoogleだと「八佾舞」の動画がほとんど出てこないので、台湾のGoogleで見つけた動画を貼っておきます。台湾、そして韓国での映像です。
完全に余計な情報〜BDC(ブラレヤン・ダンス・カンパニー)ドキュメント
ここからは完全に『文学とダンスvol.9 ファイナル』とは無関係な情報です。
台湾のYou Tubeを徘徊していたら、台湾の「ブラレヤン・ダンスカンパニー(布拉瑞揚舞團)」のドキュメンタリー映画『ダンシング・ホーム(跳進部落的孩子)』が4月30日から公開されている情報が目に入ったので、せっかくだから載せておきます。
数分の短編の予定で始めたものが、長編ドキュメンタリーとなった作品です。日本でも公開されるといいですよね。
台湾文化資産とコンテンポラリーを融合させたダンスという点では、「学びて思わざれば則ち罔(くら)し、思いて学ばざれば則ち殆(あやう)し」をリアルに形にしているダンスカンパニーともいえそうです。強引な形でまとめてしまいました。
以上
<参考記事>
・文学とダンスvol.7 11月4日開催〜アトリエ第Q藝術にて
https://heart-to-art.net/improart/blog019-bungaku-dance-20241104/
・赤坂真理・川口隆夫・富士栄秀也『文学とダンスvol.8 』 2月11日開催 成城学園前「アトリエ第Q藝術」にて
https://heart-to-art.net/improart/blogtitle2025-011-bungaku-dance/
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