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【濱崎仁精・堤康博】二人展『くしけずる・夜であり昼である』高円寺BLANKにて(2021年1月13〜26日)

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【濱崎仁精・堤康博】二人展『くしけずる・夜であり昼である』高円寺BLANKにて(2021年1月13〜26日)

2025年1月13日(月)から高円寺「BLANK」にて濱崎仁精さんと堤康博さんの二人展『くしけずる・夜であり昼である』がスタート。この会場での二人展は一年ぶり。会期は1月26日(日)まで。

 

DMからご紹介します。両面タイプのDMが作られているようです。

 

【濱崎仁精・堤康博】二人展『くしけずる・夜であり昼である』高円寺BLANKにて(2021年1月13〜26日)
【濱崎仁精・堤康博】二人展『くしけずる・夜であり昼である』高円寺BLANKにて(2021年1月13〜26日)
↑クリックすると拡大されます。

 



 

 

一年ぶりの高円寺「BLANK」での二人展

高円寺「BLANK」での濱崎仁精さんと堤康博さんの二人展は、ちょうど1年前にも行われました。ちなみに今回で6回目になります。

 

簡単な感想をFaccebookに投稿していたので、まずは貼っておきます。

 

こちらは『ハート・トゥ・アート』のFaccebookページの投稿。

念のため文章を載せておきます。

高円寺北口「BLANK」での『濱崎仁精・堤康博 二人展 くしけずる・儘 “manma”』。タイトルからお二人の日常の中で丁寧に制作を続けていこうとする想いが感じる。潔さが伝わってくる。作品と対話するのではなく、作品の中に心を溶け込ませ一体化させてみる。不思議なイメージが膨らんでくる。21日まで

 

 

そして、こちらは個人の投稿。

こちらも念のため文章を載せておきます。

子どもの頃から・・・小学生の低学年頃からか? ある特定の音楽を聞いたりすると、情景が脳内に広がることがあった。何がそ脳に作用しているのかはわからないが、リアルな映像が広がっていくのが自分でも面白かった。
もちろん絵も同様で、ある特定の作品を見ると何らかの情景が広がっていった。
濱崎仁精さんと堤康博さんの二人展。
無理にスイッチを入れることなく、情景が広がっていった。
自分でもスイッチが入る理由は、わからない。これを書きながらヒントになるようなことが浮かんでくるかと思ったが、やはり何も浮かんでこない。
アートの楽しみ方はいろいろあるが、少なくとも自分の場合は、実態を掴みきれない自分を掘り下げるきっかけになっていることが多い。
そして、最後に辿り着くのは、「懐かしさ」となる場合が多い。
ぐだぐだと書いてしまった。本来なら投稿せずに消すだけなのだが、たまにはこんな投稿するのも悪くないかな・・・そんな気にさせられた展示だった。
おしまい

 

前回も「くしけずる」というタイトルだったんですね。

 

< 濱崎仁精・堤康博 二人展くしけずる「夜であり昼である」 >
会期: 2025年1月13日(月)~1月26日(日)
時間: 13:00〜19:00(最終日17:00まで)

会場:BLANK
住所:東京都杉並区高円寺北2-18-9
展示詳細:https://www.blank-koenji.com/
アクセス:JR中央線・総武線高円寺駅北口より徒歩約3分
MAP:https://www.blank-koenji.com/access

 

 

 

「くしけずる」とは、どんな意味なのか?

「くしけずる」は、漢字では「梳る」と書きます。“ 櫛(くし)で髪をとかして整える・髪をすく ” といった意味です。

 

そもそもは『荘子』の「庚桑楚篇(こうそうそへん)」に出てくる言葉です。“ つまらないことや不必要なことにこだわって念を入れる様子をたとえた表現 ” だそうです。些細なことに気を配るというニュアンスでしょうか。

 

 

濱崎さんの告知文には『いくたびも「身を整え」新しい 一筆を深く深く真っ白なキャンバスへ刻んでゆく』と記されています。凛とした心構えを感じます。

 

 

ちなみに日本で初めてこの言葉が登場したのは、947~960頃に作られた『九条殿遺誡(くじょうどのいかい)』という説があります(間違っていたらご指摘ください)。これは当時の右大臣・藤原師輔による家訓です。梳るは朝の習慣の中に登場します。その部分を今風にして簡単に載せておきます。

朝起きたら自分の属星をささやくように7回唱える。属星とは北斗七星の星の名称のことで、貪狼星(子)、巨門星(丑と亥)、禄存星(寅と戌)、文曲星(卯と酉)、廉貞星(辰と申)、武曲星(巳と未)、破軍星(午)となります。その後に鏡で顔を見て、暦を見て吉凶を確認し、楊枝を使って口をキレイにし、西を向いて手を洗います。そして信仰を念じ、前日の出来事を記録し、ここでやっと朝食のお粥をとります。そして、やっと! つぎに行うのが頭を梳ることだったそうです。ちなみに梳るのは3日に一度だったとか。

 

展示から少し脱線してしまいましたが、気になったことは調べないと気が済まないタチなのでお許しを。

 

 

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今回の記事は以上となります。
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