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2023年11月20日の『ハート・トゥ・アート』活動日記です(82/300)
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簡単でも、短くても、活動の一環として更新していく雑文メモ。「82/300」というのは、「毎日は無理だけど、2023年には300回くらいは日記を書きたいな」という願望を込めたもの。残念ながら今年は300にはまったく手が届かない。どんまい。
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「ハート5行活動日記」については下記囲みからご確認を。
参考:
・「五行日記」的な活動日記で活路を開いていけ!|活動日記:2023年9月17日
https://www.heart-to-art.net/BLOG/activity-diary2023-0917
では、11月20日の振り返り。
目次
11月20日の「ハート5行活動日記」
(1)2023年11月20日の「天気」
晴れ。
(2)2023年11月20日の「ハート関連で何をしたか」
継続不調。
(3)2023年11月20日の「ハート関連の発信について」
ゼロ。
(4)2023年11月20日の「今日の感想(よかったこと中心)」
一日の損失。
(5)2023年11月20日の「今後につなげたいこと」
調子が悪いとくだらないことしか考えない。ネガティブなことを考えると脳内にゴミが溜まる気分になる。
もし自分が正岡子規みたいになったら絶望するんだろうな。
『病牀六尺(病床六尺)』(←クリックするとアマゾンのページに飛びます。以下リンク同様)は、正岡子規が亡くなる2日前まで続いた新聞連載。耐えかねる絶叫するほどの痛みを麻薬で抑え、家族に口述筆記させたもの。
正岡子規は病床の中でも明るく過ごした。思想のベースは武士道。「いかなる時でも平然と死ねる覚悟」が重要と考えていたが、病床で「如何なる場合にも平気で生きて居ること」を悟り、実行した。
『病牀六尺(病床六尺)』には芸術(絵画)についても語っている。多分、正岡子規が最期に語った芸術論は、上田公長『公長略画』に関するもの。
つぎのように書いている。
この本(公長略画)にある画は今まで見た画の内の、最も簡単なる画であつて、しかもその簡単な内に一々趣味を含んでゐる処はけだし一種の伎倆(ぎりょう)と言はねばならぬ。
※伎倆(ぎりょう):特別なうまさや力。うでまえ。手なみ。技量。
上田公長は江戸時代に活躍した大坂の絵師。近世の大阪画壇を語る上で欠かせない人物の一人。かなりの技量がある絵師だった。サラリと描いたスケッチのようではあるが、ストイックに選び抜かれた線は味わい深い。
江戸時代には超絶技巧の作品を提示するだけではなく、肩の力を抜いたような「略画」によって庶民の創作意欲を意図的に刺激する試みがなされた(らしい)。これは凄い姿勢。いまの時代に同じような意図を持って活動している作家はどのくらいいるだろうか。
ちなみに上田公長の軽いタッチの作品「御蔭参り図巻」は大英博物館に所蔵されている。徳川家の御用絵師だったという力量はボストン美術館所蔵の「牡丹孔雀図」や「双鴨翡翠図」から伺える。
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話はそれたけど、苛酷な状況でも明るく過ごすことは大切ってこと。オレには無理だけど。。。
苛酷な状況でも明るく過ごしたいと思うのならば、正岡子規『病牀六尺(病床六尺)』とフランクル『夜と霧』をセットで読むといい。フランクルは10代の頃に読んだきりだけど、いまだに壮絶な「生きる意志」は心の奥のどこかに燻っている。
では、今日はここまで!
2023年11月20日(月)
以上
今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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