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2023年09月16日の『ハート・トゥ・アート』活動日記です(22/300)
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また、2週間ほど空いてしまった。
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簡単でも、短くても、活動の一環として更新していく雑文メモ。「22/300」というのは、「毎日は無理だけど、2023年には300回くらいは書きたいな」という願望を込めたものだが、本日は9月16日。300にはまったく手が届かない。無理。どんまい。
ここ10年くらい集中力が落ちてきているのは自覚しているが、ここ数年の落ち込みは異常だと実感している。
そこで集中力を復活させるために南方熊楠について調べてみた
目次
南方熊楠から学ぶ集中力を高める方法
民俗学者の柳田國男に「日本人の可能性の極限」と呼ばれた南方熊楠。
熊楠の凄さは説明するまでもないし、もし凄さを知らない人はamazonで「南方熊楠」(←クリックするとアマゾンのページに飛びます)について調べてみて。
突出した天才日本人だった熊楠ではあるが、じつは40代から自身の記憶力の衰えに悩んでいた。熊楠は晩年まで記憶力低下を嘆きつつも、決して諦めることなく死ぬまで記憶力低下と戦い続けた。
見出しでは「南方熊楠から学ぶ集中力を高める方法」と書いているのに、いきなり記憶力という言葉に違和感を覚えた人もいるかもしれない。
調べてみると、熊楠は集中力という言葉はほとんど使って形跡がない。しかし、記憶力という言葉はかなり使っている。
突出した天才日本人だった熊楠は異常な集中力を発揮した人物だといわれているが、じつは自身は集中力というものは意識していなかったように感じられる。
そもそも集中力は手段である。何かを達成する過程に発揮されるものである。熊楠は結果至上主義だっただろうし、そもそも天才なので、熊楠は手段を目的化するようなことはしなかったのだろう。
ゆっくり書いている時間もないので乱暴な言い方になってしまうが、熊楠という天才の事例から考えるに、集中力と記憶力はリンクしているといえる。
記憶力を高めることが、集中力を高めることにつながるというわけだ。
熊楠は本を写して読み、点を線につなげる行為に没頭した
記憶力低下に苦しんだ熊楠はさまざまな方法を試した。その中でも有名で有効だったと思われる行為が2つある。
集中力が落ち続けているオレも、熊楠直伝の記録力回復術を実践すれば、集中力が復活するかもしれない。
簡単に記録力低下に抗う2つの行為を紹介しておく。
◯本を写して読むこと
ちなみに熊楠は何かを記憶するときに暗唱はしなかったらしい。これはオレ的には信じがたいが、文献によると熊楠は暗唱という行為をした形跡がない。
ではどうやって物事を記憶したのか?
それは、写すことだった。
熊楠の口癖は「読むことは写すこと。読むだけでは忘れても、写せば忘れぬ」だった。
目で確認するだけではなく、身体で覚え込ませた。
さらに熊楠は写して読むだけではなく、関連した情報を新しく付加させていった。これが2番めの方法。
◯記憶の点を線にする「索引作り」が記録力を向上させた
記憶力を因数分解すると、「記憶を留める力」と「記憶を引き出す力」の2点に分類することができる。
記憶は脳内のタンスに格納されていると仮定した場合、記憶力とはいかに素早くタンスから取り出せるかも大きなポイントとなる。
熊楠は、さまざまな記憶という点を先で結びつけ、引き出しやすくするために「索引作り」を熱心に行っていた。
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なるほど。
熊楠を見習いながら、記憶力回復(集中力回復)に努めていこう。
熊楠は、てんかん持ちだった
ちなみに熊楠は「側頭葉てんかん」を持っていた。
これが天才たる所以かもしれないともいわれている。
ちなみに「側頭葉てんかん」を持っていたとされる有名人は、けっこういる。
ナポレオンやソクラテス、ブッダ、ドストエフスキー、ルイス・キャロル、バイロン、ゴッホ、ニュートン、パスカルなどは「側頭葉てんかん」を持っていたとされている。
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書くこと、つなげること、広げること……この行為を意識しつつ、集中力を回復させていこう思う。
では、今日はここまで!
2023年9月16日(土)
以上
今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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