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2023年01月25日の『ハート・トゥ・アート』活動日記です(16/300)
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表現者の言葉と活動報告を絡めた日記です。簡単でも、短くても、活動の一環として雑文を積み上げて(更新して)いきます。「16/300」というのは、「毎日は無理だけど、2023年には300回くらいは書きたいな」という願望が込められています。そういうことで今回で16回目の『ハート・トゥ・アート』活動日記です。
今日は久しぶりに表現者の言葉です。
今回は、ミック・ボックスです。
ミック・ボックスというのはブリティッシュハードロックの伝説「ユーライア・ヒープ(Uriah Heep)」(←クリックするとアマゾンのページなど、関連ページに飛びます。以下同)のギタリストであり、バンドリーダーでもあります。
言葉はこちらです。
「I try to stay away from the scales and just go with my heart.」(Uriah Heep’s Mick Box)
(私はスケールから離れて、自分の心のままでいようとしています)
※ここでのスケールとは音楽のルールのこと。ペンタトニックスケールなどが代表的なものとして知られている。
ユーライア・ヒープなんて、ほとんどの人は知らないと思います。1969年結成のバンドで、半世紀以上のキャリアがあります。ツェッペリンやパープルに並ぶレジェンドです。しかし、2023年には「極彩色(Chaos & Colour)」なんて元気いっぱいのアルバムをリリースしています。このアルバム、なかなかグッドです。ドラマチックな内容になっています。最近、めっちゃ聴いてます。
ちなみにこの人がミック・ボックスです。
1stシングルの「Save Me Tonight」です。奇跡を祈り、救いを求めるような内容です。
アルバムジャケットやアニメのアートワークについて調べましたが、誰が手がけたのかは突き止められませんでした。
話が脱線しました。この言葉を選んだ理由は、後半で説明します。
2023年1月29日からは如月愛さんの個展「Naru」がスタート
1月24日から25日にかけては、横浜中華街ギャラリーart Truthで行われる如月愛さんの個展「Naru」紹介の記事作りでした。
書いたのはこちらです。よかったらご覧になってください。
参考:
【如月愛 個展】「Naru」横浜元町中華街ギャラリーart Truth/2023年01月29日〜02月05日
https://www.heart-to-art.net/BLOG/kisaragi-ai-yokohama-arttruth-20230129
如月さんとは「まんまるくん」の展示を何度か一緒にやらせてもらっています。銀座で1ヶ月以上にも渡っての展示など、懐かしいです。すでに8年も昔のことです。
放置プレイになっているサイトもなんとかしないといけませんね。
参考:
・kisai(美術家・如月愛)/まんまるくん
https://www.heart-to-art.net/manmaru.html
今年はしっかりとした展示紹介記事を50本は書きたいと思っているのですが、なかなかどうして今年はまだ2本。ペースを上げていきたいところです。そして、膨大なアーカイブもなんとかしたいところです。
一歩一歩進むしかありませんね。
限られた時間の中で何ができるのか?
『ハート・トゥ・アート』をバリバリやっていた頃は、まだ元気でした。ほとんど寝ない日々でした。そりゃそうです。仕事バリバリやって、残りの時間での活動でしたから。おのずと時間はなくなります。
それでも勢いで押し通せましたが、ここ数年は勢いがなくなりました。
そりゃそうです。徹夜だってできません。作業もミスだらけです。文章を書いていても、誤字脱字がヒドイです。読み直しても気づかない有様です。ヤバいです。
しかしヤバいとばかり言っていられません。勢いを取り戻すことも大切ですが、いままでの経験や知恵と経験を活かして、劣化と向き合い、なんとか埋めていくことも必要です。
劣化? 自分を受け入れて形にするのがアートの真髄
さて、ユーライア・ヒープのミック・ボックスの現在の年齢は75歳くらいです。キャリアは長いのですが、スーパーギタリストとして名前があがるミュージシャンではありません。
そのことは彼自身も良くわかっています。
I’ve also got smallish hands, I can’t do the spreads other guitarists do.You look at a guy like Paul Gilbert – he has longer fingers than I have legs! So I have to embrace my own abilities to find my style;that’s what makes me distinct, I think.if I was to give advice, I would say find the individuality in what you do.
(私も手が小さいので、他のギタリストがするようなスプレッドはできません。ポール・ギルバートのような男を見てください – 彼は私の足よりも長い指を持っています! ですから、自分のスタイルを見つけるために自分の能力を受け入れる必要があります。それが私を際立たせるものだと思います。私からアドバイスをするとしたら、自分のすることの中に個性を見つけることです)
引用:Uriah Heep’s Mick Box: “I try to stay away from the scales and just go with my heart”(musicradar/September 07, 2018)
https://www.musicradar.com/news/uriah-heeps-mick-box-i-try-to-stay-away-from-the-scales-and-just-go-with-my-heart
魚拓URL:https://archive.md/9sjRe
まさに達観したようなインタビュー内容です。
その中でタイトルにも採用された「I try to stay away from the scales and just go with my heart.」という言葉が出てきています。
とてもアート的です。
先日紹介したジェフ・ベックとは音楽的アプローチは異なりますが、考え方は似ています。
ちなみにミック・ボックスはジェフ・ベックが大好きらしいです。ジェフ・ベックが参加しているロジャー・ウォーターズ『死滅遊戯(Amused To Death)』を大絶賛しています。『死滅遊戯』は1992年のアルバムですが、リマスター盤で2016年の「グラミー賞」を受賞しています。ロジャー・ウォーターズは1985年に脱退するまでのピンク・フロイドの頭脳とも呼ばれた存在です。
ひとつだけ映像を貼っておきます。カッコいいです。
結局、絵画でも音楽でも表現を突き詰めていくと共通した方向に辿り着くような気がします。
では、今日はここまで!
2023年1月25日(水)
以上
今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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