三重県志摩市のホテル TOBI hostel & apartmentsにアートな「まんまるくんルーム」登場
2017年12月4日、三重県志摩市大王町波切のホテル「TOBI hostel & apartments(トビ・ホステル・アンド・アパートメント)」にアートルームとして「まんまるくん」が登場しました。
kisai(美術家・如月愛)さんが部屋の隅から隅まで2ヶ月程かけて描いた「まんまるくん」たちが楽しく踊っています。
同ホテルのオープンは2016年7月11日。会社の福利厚生施設として利用されていたものを一般客にも開放する形でリニューアルしました。すべての部屋から太平洋が望むことができる素泊まりのホテルで、利用者の自由な旅のお手伝いをするスタンスで人気を集めています。
名称のTOBIは近くにたくさんいる鳥のトビから付けられ、ロゴマークにも可愛らしいトビが羽ばたいています。トビはトンビとも呼ばれ、「ピーヒョロロロロ…」という鳴き声でおなじみ。日本ではもっとも身近な猛禽類です。
『絵描きの町』と呼ばれる風光明媚な志摩市大王町
志摩市大王町は三重県志摩半島南部に位置した町。昔からたくさんの画家たちが集まることで知られ、『絵描きの町』とも呼ばれています(1996年3月宣言)。素朴な街並み、象徴的な灯台、石段の坂、言葉を失うほどに美しい夕日、どこに行っても何を見ても「絵になる」ものばかりの自然豊かな風景に目を奪われます。
志摩市は当然のことながら映画などのロケ地として昔から利用されています。大王町だけに限っただけでも古くは田中絹代主演の『浪花女』や『お遊さま』、「真知子巻き」大流行のきっかけとなった岸恵子主演『君の名は』、小津安二郎監督による『浮草』、岩下志麻と津川雅彦による『あの波の果てまで』、伴淳三郎や渥美清が出演した『おったまげ人魚物語』、白都真理の『人魚伝説』、2000年に入ってからは『小さき勇者たち~ガメラ~』での大規模なロケや『ブラタモリ(NHK)』などで知られています。
最近では『ALWAYS 三丁目の夕日』のプロデューサーである山際新平さんがプロデューサー・監督・撮影の一人三役をこなした『校歌の卒業式~キボウノトビラ~』が有名です。この映画は山際さんの母校・船越中学校(志摩市大王町船越)が閉校になることがきっかけに作られたそうです。
魅力的な大王町に足を運んで、その素晴らしさを体感してください。そして TOBI hostel & apartments の「まんまるくんルーム」を利用したら、ぜひこちらまで感想を送ってください。※リアルな利用者の声はこちらで掲載させていただきます。お待ちしております。送付先は postmaster@heart-to-art.net まで(かならずタイトルに「まんまるくんルーム感想」などと明記してください)。
※サイトに載せなかった大王町のことをブログにまとめておきました。勝手な大王町観光ルートMAPなども載せています。お時間がある方は「祝! 三重県志摩市大王町「まんまるくんルーム」 2017年12月4日オープン!」をご覧になってください。
フリーカメラマン 新井良規さん紹介
「まんまるくんルーム」を撮影したフリーカメラマンの新井良規さん。
2005年にフリーカメラマンとして独立後、アジア・中東・ヨーロッパ・アフリカ・南 米など、世界約三十ヶ国を4年間旅する。現在は三重県南伊勢町在住。
ホームページはこちら https://www.yoshinoriarai.com/
「TOBI hostel & apartments」に石原七生さんによるアートルームが!
『ハート・トゥ・アート』のブログ(http://www.heart-to-art.net/BLOG/exhibition/tobi-hostel-nanami-ishihara-0054/)では簡単に紹介させてもらってますが、如月さんの「まんまるくんルーム」に続いて、第2弾アートルームが登場します。2月から1ヶ月程の期間、画家の石原七生さんが滞在&公開制されるそうです。部屋のテーマは「海女」。完成が楽しみですね。
石原七生さんサイト
http://nanamiishihara.wixsite.com/home
石原七生さんツイッター
https://twitter.com/nanami_ishihara