『ハート・トゥ・アート』の歴史

原点は区民講座「高円寺若者雑学塾」

「高円寺若者雑学塾」という区民講座が杉並区にはあります。講座の内容は、区民から募った企画委員が講座やイベントを企画し、それを実施していくものです(現在はどんな状況かわかりませんが……)。『ハート・トゥ・アート』というイベントは、この「高円寺若者雑学塾」のメンバーだった人(98年末から2000年3月まで任期だった20代〜30代の若者数名)が中心になって立ち上げられました。
 ちなみに『ハート〜』を開催する前には2つのイベントを開催 (第1回:高円寺のゴッドマザーこと「松下弘子」さんを囲んで話す会、第2回:料理イベント「もぐもぐアジア」)。さらに若者へ向けた小冊子『杉並太郎』を4冊発行(杉並区内の駅、図書館などを中心に配布)しました。
 では、なぜアートのフリーマーケットを開催しようとしたのか……2000年3月の任期末を前に何か集大成的なイベントに取り組もうということがきっかけでした。最初は「フリーマーケットをしたい!」という意見が出されましたが、「それじゃつまらないよ!」という意見などもあり、最終的に手作り作品だけを扱うアートのフリマ開催に決定。メンバーはアートに関する活動経験はありませんでしたが、「とにかくやってみよう!」ということでスタートしました。

■『杉並太郎』歴史と記事

99年4月
第1号発行
「高円寺のゴッドマザー、松下弘子さん」「若手ミュージシャンたちの証言」「LIVEスポット情報/GEAR・2000V」「学びスポット〜にほんご教室」「二十歳のころ〜渡辺文子さん(渡辺ベーカリー)」「ワールドタロウ〜いろんな国からコンニチハ」

99年6月
第2号発行
「杉並若者図鑑〜劇団『一跡二跳』河野好美さん、メディア・ガレージ代表木村高志さん」「学びスポット〜アフリカンワークショップ」「二十歳のころ〜ママドゥさん(ジェンベ奏者)」

99年7月
第3号発行
「パントマイマー、山本さくらさん」「ワールドタロウ〜いろんな国からコンニチハ」「二十歳のころ〜ワルジーナさん(インドネシア・クロンチョン第一人者)」

99年8月
第4号発行
阿波踊り特集号「志留波連、井田真由美さん」「天狗連の練習体験」「アフター阿波踊りスポット〜FUNKY FLAMES、CLUB DOLPHIN」「阿波おどりの歴史」



■雑学塾担当者とメンバーなど

杉並区
担当者
木村邦夫さん、鈴木真知子さん

雑学塾
メンバー
矢島瑠美さん、鈴木あかねさん、渡辺宏(以上の3名は雑学塾スタート時から参加)・沢崎友里さん、大西健一さん、谷一夫さん(以上の3名は途中から参加)。※残念ながら8名が途中リタイア。『ハート〜』開催直前(00年2月末)に玉置泰史さんが手伝いで参加




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