『ハート・トゥ・アート』渡辺(@heart__to__art)です。7月15日(水)より、南青山ギャラリーストークスにて谷苑子さんが個展「のーのーの吹くところ」を開催します。
谷さんにとっては3年ぶり4回目の個展です(前回は2017年に立川にて開催)。今回は新型コロナのこともありますので、会期に合わせて公式サイトにてウェブ展示(下記参照)も行うそうです。
気になるタイトル「のーのー」ことなど、少し話をうかがいましたので、ご紹介します。
目次
タイトル「のーのー」って、どういう意味なのか?
谷苑子さんの個展が7月15日(水)より、南青山ギャラリーストークスでスタートします。
まずはDMをご紹介。
落ち着いた空気感が漂っています。女性の表情はどことなくアンニュイ(もしかして死語?)な雰囲気を醸しているような気もします。
まず、最初に気になったのがタイトルです。
タイトルは、
「のーのーの吹くところ」
ん?
のーのーって、何だろ?
谷さんに伺いました。
「のーのー」とは、『線を描くことでうまれる、線ではないもの(流れというか…?)』に対して、谷さんが付けた言葉だそうです。
谷さん自身、ここここ数年は色彩を抑えて「線で描く」ことを考えて制作を続けてきたそうです。そして制作を続けること中で、「線そのもの」を描きたいというだけでなく、「線を描くことによって生まれる空間や流れやフォルム」なども同時に描きたいのだ……と気づかれたそうです。
その気づきによって、よりリラックスして描けるようになった谷さんが付けた言葉「のーのー」は、谷さんにとってのリラックスの象徴といえるかもしれません。
谷さんにとっての「のーのー」な作品たちが集まることで、ギャラリーストークスには穏やかな「のーのー」の空気が流れることでしょう。
<谷 苑子 個展「のーのーの吹くところ」>
会期: 2020年7月15日(水)~7月20日(月)
時間:12:00〜19:00(最終日は16:00まで)
※会期中無休
※谷さんは連日在廊予定
※新型コロナ感染拡大防止のため、マスク着用をお願いします
※会期中にはウェブ展示同時開催:https://www.sonokotani.com/
会場:南青山「ギャラリーストークス」
住所:東京都港区南青山6-2-10 TIビル4F
電話:03-3797-0856
アクセス:地下鉄表参道駅B1またはB3より徒歩約7分
http://www.gallery-storks.com/pg119.html
マップ:
ギャラリーサイト:http://www.gallery-storks.com/
ストークスfacebookページ:https://www.facebook.com/GalleryStorksAoyama/
ストークス ツイッター:https://twitter.com/GalleryStorks
谷 苑子サイト:https://www.sonokotani.com/
谷 苑子ツイッター:https://twitter.com/tsubuzono
展示は、絵と絵付け皿が20点ほど並ぶ予定
今回の展示内容は、絵と絵付け皿となります。新旧作あわせて20点ほどになるようです。
絵は全て木製パネルにアクリル絵の具、お皿は知人の陶芸家とのコラボ作品です。
ツイッターにも作品が少し出てました。
これです。
ちょっと手直しでまた良くなった。
今月15日から個展がはじまります。#谷苑子 #作品展 #展示会 #制作中 #準備中 #ウェブ展示 #ギャラリー展示 pic.twitter.com/1Cj9Ia8iM5
— 谷 苑子 (@tsubuzono) July 3, 2020
これを見たとき、「あれ? 形が?? ん? 2段? いや、3段?? これ、何に描いているんだろう??」なんて思いました。
答え合わせは会場にて!
……なんて言ってもったいぶっても仕方ないので、ネタバレします。
これは、木製パネルに木材を重ねて階段状の支持体を作り、そこにアクリル絵の具で描いたものだそうです。
ネタバレしちゃいましたが、それにしても気になりませんか? ぜひ会場で確認してみてください。
『美術の窓』人気企画「新人大図鑑2020」推薦作家
生活の友社から発行されている『美術の窓』では、毎年春に発表される「新人大図鑑2020」という企画が人気です。
『美術の窓』編集部、評論家・学芸員、デパート美術部バイヤー、画廊などが注目する美術界の新星を一挙紹介する企画です。
今年の「新人大図鑑2020」は、2020年5月号で発表されました。
この号です。
「美術の窓 No.440 2020年5月号 」
↑クリックすると、アマゾンのページに飛びます。
いきなり話が飛んでしまったようですが、今年の「新人大図鑑2020」に、ギャラリーストークスの推薦で谷さんが掲載されています。
谷さんは2016年にも編集部推薦で選出されているようですので、2度目の登場だと思います。すごいですね。
可愛らしい和風の塗り絵『和暦二十四節気ぬりえ』
谷さんは2014年春のイベントにて『ぬりえ~二十四節気編』を発表し、秋には和風の塗り絵『和暦二十四節気ぬりえ』をリリースされています。
これです。
『和暦二十四節気ぬりえ』
↑クリックすると、アマゾンのページに飛びます。
アマゾンのレビューを見ると、「絵柄が大変可愛い」「日本の情緒と季節感を伝える大人の趣向が加わった、心躍る絵の数々」「選色やバックの処理にかなりセンスと技術が必要」「見開きではなく片面に絵のあるタイプのぬり絵なので、裏滲みを気にせず色んな画材に挑戦できる」「塗りやすい紙質」など、かなり評判もいいです。
その評判の良さもあり、
2冊目の塗り絵本を執筆中だそうです。
年内に発行される塗り絵本の題材は、ある有名な日本の古典文学なんだとか。楽しみですね。
谷さんの公式サイトでは「えをとめ塗り絵」というのも発売されています。
これです。
「えをとめ塗り絵〜谷苑子のおみせ」
https://tanisonoko.theshop.jp/
こちらもチェックしてみてくださいね。
では!
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今回の記事は以上となります。
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