『ハート・トゥ・アート』渡辺(@heart__to__art)です。日々、キャラ転換をめざして片付けとスクワットを続けてながら心身の立て直し中です。
目次
展示は高円寺AMPcafeで開催中。本日20日の22時まで!
高円寺南口、中央公園そばにあるギャラリー兼イベントスペース「高円寺AMPcafe」で行われている卍斎Xさんの展示に行ってきました。20日の22時までなので、もし行けそうな人は立ち寄って欲しいです。
とにかく強烈な活力に満ち溢れた作品と出会えます。
本日が最終日ということもあるので全体の展示風景も紹介しておきます。やはり写真では全然エネルギーが伝わらないので、全身で感じて来て欲しいところです。
展示の様子はこんな感じです。説明する時間足らず。画像のみで失礼!
facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/175512616429924/
高円寺AMPcafe
住所:杉並区高円寺南4-30-1 カームステージ高円寺102
電話:03-3315-3677
アクセス:高円寺南口「Yonchome Cafe」を左方面。坂を下って高円寺中央公園を右折してすぐ。
サイト:http://ampcafe.jp/
強烈なエネルギーを発する卍斎Xさんの作品。その理由はどこにある?
第17回『ハート・トゥ・アート』にも参加してくださった卍斎Xさん。初めて彼を見たのはライブでのパフォーマンス。
ライブではお客さんだけではなく、共演者も感化し、すべてを彼のエネルギーの渦に巻き込んでいくような印象でした。
その時は「ああ、彼は自分の役割に集中し、全力で注ぎ込んでいく人なんだろうなぁ」なんて思って見ていました。
しかし、誰でもそれなりに全力で生きているわけです。
自分のエネルギーを集中し、爆発的に発散させ、まわりに大きな影響を与えるためには、さらに奥底に“核”みたいなものが不可欠だと考えています。
その“核”というのが、ずっと気になっていました。
そして先日春に行われた『ハート・トゥ・アート』で制作の場面に立ち合うことができました。
※記録写真はこちら→「第17回『ハート・トゥ・アート』記録(2018年3月24・25日)http://heart-to-art.net/archive/heart2art-2018-03-24-25」
卍斎Xさんは会場に来る前にかなり熟考している様子で、実際に描き始める姿からは迷いを微塵も感じられませんでした。
頭に浮かんだ言葉は、
「鬼手仏心(きしゅぶっしん)」。
これは仏の慈悲心を持ちながら鬼の如く執刀する外科医が手術する様を表すときに使われる言葉です。
卍斎Xさんの姿からは、「迷いを吹っ切った覚悟・潔さ・考えたことを瞬間に出し切ろうとする刹那さ」がほとばしっていました。
結果、その得体の知れないエネルギーが作品にも封じ込められていくように見えました。
さらに、そのエネルギーの大きさは思考の深さに比例していることを実感させられました。
いつも言ってることですが、結局、作品とか表現っていうのは小手先の技術だけでは辿り着けない世界があるわけです。
もちろん技術的な部分も大事でしょうが、思考を深めて吐き出していくことが「アートの真髄」だと思います。
いまだに卍斎Xさん自身が持っている“核”までは行き着いていませんが、彼の制作スタイルから発せられる作品の魅力の理由を感じさせられました。
※念のため補足しておきますが、もちろん多くの人は制作の途中で迷いも生じるでしょうし、試行錯誤の末に完成するのが基本的スタイルだと思います。それはそれで悪いことではありません。
高円寺AMPcafeでの展示作品を見ていると、作品から向かってくる「圧」がとても強いです。私でもちょっと身構える気分にさせられます。そういった「圧」に関して好きキライはあるでしょうが、個人的には非常にアートらしさを感じさせる展示でした。
また、今回の展示作品は「金の壁紙」を使ったものがメインなんですが、その壁紙はイベントのためにゴトウヒデオさんが提供してくださったものです。
この金の効果も良かった。
そういった部分では、個人的に非常に感慨深い作品でもあります。
ゴトウさんサイトはこちら。かなりエッジの効いた作品です。
画家/イラストレーター ゴトウヒデオ サイト
http://templestudio.wixsite.com/hideogoto
“人も歩けば棒に当たる!?” 出会うべき人とは、出会うタイミングで出会うのか
会場では昨年秋の『ハート・トゥ・アート』でお世話になった成富勇也さんとも再会。
これがその時の作品。
あえて作品については説明しませんが、まさしくアートでした。既成概念を飛び越えた発想だけではなく、非常に丁寧な仕事ぶりが印象的でした。
イスラエルの友人「アビー」さんと記念のツーショットをアップしておきます。
成富勇也ホームページ「Mono&Poly knatterverein」
https://www.monoandpoly.com/
さて、「犬も歩けば棒に当たる」っていう言葉があります。
現在は思いがけない幸運に出会うニュアンスで使われていると思いますが、昔は何かをしようとすると思いがけない災難に遭ってしまう意味だったようですね。
人も同じ。
出歩いていると、必ず出会いがあります。
昨日は、高円寺の前衛派珈琲処マッチングモヲルのオーナーさんと話す機会にも恵まれました。
記念撮影の一枚ですが、中央にいらっしゃるのがマッチングモヲルのオーナーさん。左から成富さん、オレ、オーナーさん、卍斎Xさん、最近のハートをヘルプくださっている藤田さん。
マッチングモヲルさんは2004年後半にオープンしたお店。ハートが高円寺で大きなイベントを休止する直前の時期にあたります。
お店には一度しかいったことがなく、オーナーさんにも挨拶できていなかったわけですが、この日にやっと話をする機会に恵まれました。
当時の『ハート・トゥ・アート』自体を少しでも知っている人がいるというのは幸せなことです。
出会うべき人とは、出会うタイミングで出会うのかもしれません。
前衛派珈琲処マッチングモヲル
住所:杉並区高円寺南3-45-1永和ビル302
電話:03-5378-1517
営業時間:14時〜22時
定休日:月曜
ツイッター:https://twitter.com/_matching_mole_
サイト:http://matchingmole.tumblr.com/
ショップサイト:http://matchingmole.shopselect.net/
この日は、「高円寺茸」をやっていた人が神田でなんかやっているって話を耳にしました。
「高円寺茸」とか「ボントワレ」とか「岡画廊」とか、そんなことを言ってもほとんど知っている人はいないでしょうが、10数年〜20年前の高円寺文化の担い手だったスポットです。
私自身はたまに怒り混じりに書いていますが、「社会教育会館閉鎖→高円寺会館閉鎖→座・高円寺建設」という流れの中で地域(まちづくり関係)の黒子として活動を続けてきたわけですが、そういう意味では“そういうタイミング”になってきていることも感じます。
※ちなみに「地域(まちづくり関係)の黒子」と書きましたが、『ハート・トゥ・アート』は杉並の文化関係の部署とはあまり接点ありません。それには理由があります。行政の構造に関する問題が理由なんですが、書くと差し障りがあるので書きません。
こんなわけで今日はここまで。
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今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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