『ハート・トゥ・アート』渡辺(@heart__to__art)です。Aii Kawashima(川島愛ゐ/2019.5.1に如月愛より改名)さんの個展『-裸の特異点-』が開催中です(2月3日まで)。会場は横浜中華街「art Truth」。いつもように春節(中国での旧暦のお正月)でのタイミングです。三重県大王町波切(なきり)に活動の拠点を移した彼女は、さらに進化と変化を続けているようです。
目次
Ai Kisaragi(如月愛)からAii Kawashima(川島愛ゐ)へと変化した理由は?
Aii Kawashima(川島愛ゐ)さんは、長く「Ai Kisaragi(如月愛)」として活動を続けていました。
そんな彼女が突然アーティストネームを変えたことに驚かされた人は多いと思います。
「ん? なぜ?」
「どうかしたの??」
「なにがあった???」
活動の場を東京から三重県大王町波切に移したことにも驚かされましたが、
さらに名前まで!
理由は私もわかっていませんが、改名のタイミングとなった「2019年5月1日」がカギになっているのでしょう。
2019年5月1日……。
そうです。『令和』という新元号が施行された日です。
『令和』は万葉集「梅花の歌三十二首」ゆかりの言葉。
万葉集には三重県(伊勢国)に関係する歌が四十九首あるそうですが、その辺と名前の関連性もあるのかもしれません。
さて、本題。
Aii Kawashima個展『裸の特異点』とは?
今回のDM画像です。
裸の特異点を英語にすると、「naked singularity」となります。
singularityというのは、シンギュラリティと読みます。最近はAI(人工知能)関連で話題になっていますので、耳にしたことがある人も多いことでしょう。
一般相対性理論では、重力場が無限大となるような場所(ポイント)とされています。
そもそも特異点というのは数学の世界では難問とされていました。それを日本の数学者である広中平祐氏が新理論を提示して打開して「フィールズ賞(数学の世界で最高の賞)」を受賞。世界的に話題になりました。
書いていくうちに難しい話になっていきそうなので、ここまでにしておきます。
・ ・ ・
すでに行かれた人から話を聞きました。なかなか面白そうな世界が広がっているようです。
大胆に進化と変化を続けている
Aii Kawashimaさんの世界。
理屈抜きに、自分の感性で味わってみてください。
<Aii Kawashima プロフィール>
2010年「時間と記憶の旅」をテーマに独自の創作を開始する。
ツイッター:https://twitter.com/Kisaaaaa14
ブログ:https://ameblo.jp/kisakisa-0101/
サイト:http://ai-kisa.com/
【海外展】
VARGE ART FAIR NEW YORK2011, REDDOT ART FAIR2013
G2主催NPO富士山クラブ後援の「富士山を世界に」展では(ベトナム、香港、エストニア,ネパール,バーゼル)に参加。
【個展】
横浜art Truth/銀座K’s gallery/銀座galleryG2/茨城詩穂音/大阪VITAMIN POWERS FAKU TORY/埼玉あるぴーの銀花など各地で精力的に個展を行なう。
また現代アーチスト彦坂尚嘉氏が運営する前衛実験net art連鎖個展10に出展し即興テルミン独奏や、3.11追悼コンサートに参加。またkisaiというオリジナルキャラクターの促進や様々なアーチストとのコラボレーション、パーフォーマンスの演出も手がけている。
Aii Kawashima個展『裸の特異点』
日時:2020年1月29日(水)〜2月3日(月) 11時〜19時(最終日17時)
会場:art Truth
住所:横浜市中区山下町112-5 日絹パークビル1F
アクセス:みなとみらい線元町・中華街駅(3番出口)より徒歩約5分
電話:045-263-8663
マップ&アクセス:http://www.yccp.jp/art-truth/information.shtml
art Truth サイト:http://www.yccp.jp/art-truth/
会場マップ:
<広中平祐>数学も芸術も独創的で情緒的、さらに本能が試される
文中にも出てきた広中平祐さんは日本を代表する数学者です。
せっかくなので、広中さんを簡単にご紹介。
「そもそも数学と芸術なんてリンクしないででしょ!」なんて思った方もいるかもしれませんが、それは大間違い。
数学の世界も非常に独創的であり、情緒的なんです。
すでに第一線は退いている広中さんですが、現在も「音楽、絵画、芸術の学校」で数学を教えているようです。
小学生も指導しているそうで、子どもたちの「直観的判断(本能的判断)」の衝動を体感することを楽しんでいるようです。
「直観的判断(本能的判断)」。
これを広中さんは学習で獲得した知識を超越した判断力と考え、
創造的思考を引き出すカギと捉えているようです。
まさに芸術とリンクするのではないでしょうか。
広中さんの自伝的な一冊が出ています。興味がある方はどうぞ。
ちなみに広中さんは私がもっとも尊敬する岡潔さんの授業に違和感を覚えて講義を飛び出したそうです。
こんなエピソードひとつとっても、私的にワクワクしてしまいます。
では!
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今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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