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「シェル美術賞2020」の募集は8月28日必着
出光興産株式会社(トレードネーム:出光昭和シェル)は、次世代を担う若手作家の発掘・育成を目的とする「シェル美術賞2020」の募集を7月から開始します。
「シェル美術賞2020」ビジュアルイメージ
若手作家の登竜門の審査は、コンテンポラリー・アートのフィールドで活躍する学芸員、作家など、新任3名を含む、計5名の審査員による多彩な視点で行われます。
<シェル美術賞2020実施概要>
応募資格:日本在住で2020年3月31日時点40歳以下の方
募集作品:平面作品でワイヤーによる壁面展示が可能なもの ほか
出品料:あり(7,000円〜)
申込期間:2020年7月1日(水)~ 8月28日(金) 必着
作品搬入:2020年9月19日(土)~ 9月20日(日)
賞:グランプリ(1点)賞金100万円ほか
WEBサイト:https://www.idss.co.jp/enjoy/culture_art/art/index.html
<審査員プロフィール&コメント>
木村 絵理子(Eriko Kimura)
横浜美術館主任学芸員、ヨコハマトリエンナーレ2020企画統括。現代美術の展覧会を中心に企画。
「文字が発明される以前から人間の営みや欲求は絵画を通じて表現され、数万年を経てなお、絵画は新たなクリエーションのための窓となっています。まさに今ここにある絵画の意味を考えさせてくれる作品に出会えることを楽しみにしています」
角 奈緒子(Naoko Sumi)
広島市生まれ。2005年、成城大学大学院文学研究科美学・美術史専攻修士課程修了(西洋美術史)。2006年より広島市現代美術館にて勤務。
「絵画は比較的シンプルな構造で、線と色との真剣な戯れが二次元平面上で展開されるのみです。逆説的なようだけれども、それゆえに奥が深いのです。これを制作せずにはいれなかったんだな、と唸らずにはいられないような作品との出会いを楽しみに審査に臨みたいと思います」
中井 康之 (Yasuyuki Nakai)
1959年東京都生まれ。1990年京都市立芸術大学大学院修士課程修了。同年西宮市大谷記念美術館に学芸員として勤務。1999年より国立国際美術館に勤務。
「たった今進行しつつある事を、われわれの身に起ころうとしている事を、この世界、この時代、われわれが生きているまさにこの瞬間が一体何であるのかを問う(ミシェル・フーコー「主体と権力」より)ような世界観を持つ作品と邂逅することをふたたび希求している」
鷲田 めるろ (Meruro Washida)
1973年京都市生まれ、十和田市在住。東京大学大学院修士修了。金沢21世紀美術館キュレーターを経て、2020年十和田市現代美術館館長就任。
「伝えるために必要な技術が適切に選ばれているかどうか、十分に練られ、磨き上げられているかどうかも評価の対象としたいと思います」
大庭 大介(Daisuke Ohba)
1981年静岡県生まれ。画家。京都芸術大学大学院准教授。2007年 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画研究分野修了。
「絵画は何度も死んだと揶揄されるが、その可能性は未だ発展段階にある。強度、文脈を持った絵画作品が見出されることを望んでいる」
「シェル美術賞」の歴史とアーカイブ
1956年に発足。現代的な表現の作品が高い評価を得るとされる。1981年で一旦応募停止するものの、昭和シェル現代美術賞(1996年 – 2001年)を経て、2003年にシェル美術賞として再開し、現在至る(Wikipediaより)。
当時の昭和シェル社内報をもとに、「シェル美術賞の歴史」が紹介されています。
「シェル美術賞の歴史」
↑クリックすると、公式ページに飛びます。
過去のシェル美術賞の作品、グランプリ受賞者インタビュー、受賞・入選作家一覧、審査会、表彰式などの様子を見ることができます。
「シェル美術賞アーカイブ」
↑クリックすると、公式ページに飛びます。
以上
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