『ハート・トゥ・アート』渡辺(@heart__to__art)です。7月10日(金)より、新宿にある全労済ホール/スペース・ゼロにて『第15回未来抽象芸術展』がスタートします。
『未来抽象芸術展』とは、芸術家に何ができるかを常に問い直し、自らの芸術に挑み、新たな未来への扉を開こうとする「チャレンジ」がテーマの展示です。
目次
国内外で活動する現代美術作家18名による意欲的な展示
今回で第15回目となる『未来抽象芸術展』。
『未来抽象芸術展』は以前から「この展覧会の目指す未来とは?」「挑戦するとはどういうことなのか?」といった大きな課題が横たわっている企画だと感じています。
私も初めてこの展示を見に行った後、飲み会で参加作家さんたちと「未来ってこういうことなの?」なんて話で盛り上がった記憶があります。
そもそも自分の未来への試行錯誤なのか? 美術界に対する挑戦なのか? どこまで変化させることを望んでいるのか? いろいろと見る側も考えさせられる展示ですが、単純に作品を見るだけではなく、別の視点も含めて考えさせられるのが、この展示の魅力ともいえます。
今回のチラシは、鍵のかかった赤い扉です。
いままでは青や緑系のイメージが強かったのですが、いままでと少し印象が違います。
扉というのも、新しい世界の扉を開いていくイメージをさせてくれます(補足1)。
これです。
「第15回未来抽象芸術展」
http://ks-g.main.jp/exhibition/20200710_outside/index.shtml
昨年は、東京での本展に加えて、せんだいメディアテーク(仙台)、福岡アジア美術館(福岡)の巡回展を成功させたこともありますので、今年の展示はさらに何か新しいものを予感させてくれます。
楽しみです。
(補足1)
TADASUKEさんのfacebookの投稿(2020年7月7日夜)に「今回の展示への想い」や「チラシができあがる経緯」が書かれていました。アーカイブの意味も込めて、勝手に補足として追記させてもらいます。
今年で15回目を迎える『未来抽象芸術展』が開催される。ひたむきにチャレンジしてきた活動が評価され、昨年は、せんだいメディアテーク、福岡アジア美術館での大規模な巡回展が開催された。(全労済ホール/スペース・ゼロ30周年記念事業)
今年は更に飛躍の年にと思った矢先、世界は新型コロナウィルスの感染拡大で大混乱。多くの展覧会やイベントが中止になるなど、一転して開催さえ危ぶまれる状況となった。
世の中が不安と混乱に包まれる中、アーティストの山田良美さんが「ビタミンカラー」の作品を次々と発信。不安を抱える多くの人たちに元気を届けようという活動は、沢山の注目を集めた。その活動に賛同したのがキュレーターの浪川恵美さん。浪川さんの企画で「ビタミンカラーを届けよう」とアーティストたちに呼びかけた展覧会が銀座K’s Galleryで開催されたのだ。
その素晴らしい活動にTADASUKEも賛同し、今年の未来抽象芸術展のチラシをビタミンカラーでデザインした。使用したのは巨大な扉の写真。そこには鍵が掛かっている。世界中が混乱する中、新しい時代の扉を開けるのは、我々アーティストである。世界中のアーティストたちが、新しい時代の扉を開ける鍵となる、との思いがこのデザインには込められている。
新型コロナ感染対策で、出品作家によるライブペインティング&交流パーティーは残念ながら中止に。それでも展覧会を開催できることに心から感謝しています。この様な時期ですが、ご高覧頂ければ幸いです。
未来抽象芸術展
代表アーティスト TADASUKE
参加作家は総勢18名! 前回より人数も増えてパワーアップ!
「未来抽象芸術展」は、銀座K’sギャラリーと現代アーティストのTADASUKEさんが主宰する「アトリエ芸術道場」により企画されています。
参加しているのは、国内外で活動する現代美術作家18名。前回は15名でした。もしかすると、今回は今まででもっとも参加者が多い展示かもしれません。
<出展作家>
上野 謙介 (https://twitter.com/ken0198)
小河 泰帆(https://twitter.com/yasuhoe)
片桐 十三夏(https://twitter.com/tomika_katagiri)
菅 広(https://twitter.com/qanpiro)
桐 健二(https://twitter.com/grasshopper7188)
新谷 友佳子(https://twitter.com/yukako6shintani)
鈴木 智香子(http://ks-g.main.jp/exhibition/20170828_an/index.shtml)
瀧田 紀子(http://ks-g.main.jp/exhibition/20190930/index.shtml)
瀧本 泰士(https://twitter.com/Ti417640009)
TADASUKE(https://twitter.com/artist_TADASUKE)
田辺 修(http://www.chu-wa.com/osamu-tanabe.html)
鎮西 勇夫(http://ks-g.main.jp/exhibition/20190610_an/index.shtml)
坪内 嘉緒里(http://ks-g.main.jp/exhibition/20191111/index.shtml)
中村 由喜子
中吉 京子(http://ks-g.main.jp/exhibition/20190513/index.shtml)
日比野 猛(https://koten-navi.com/HibinoTakeshi)
堀越 吉行
山崎 美樹(インスタレーション)
(順不同)
※基本的にツイッターや銀座K’sギャラリーの個展情報などを中心にリンクしていますが、どうしても見つからなかった作家さんもいらっしゃいます。よかったら情報提供お願いいたします!
<イベント>
7月12日(日)15:00より参加作家のアーティストトークが予定されています。
※コロナ感染対策のため、恒例のライブペインティングや交流パーティは中止です。
<未来抽象芸術展 Future Abstract Art Exhibition Vol.15>
会期: 2020年7月10日(金)~7月19日(日)
時間:12:00〜19:00(最終日は16:00まで)
※7月5日(日)は18:00まで
※入場無料・会期中無休
住所:東京都渋谷区代々木2-12-10 こくみん共済 coop 会館(全労済会館)
電話:03-3375-8741
アクセス:新宿駅南口より徒歩約5分、京王線新線/都営大江戸線/都営新宿線/新宿駅6番出口より徒歩約1分
マップ:
https://www.spacezero.co.jp/access
展示詳細:http://ks-g.main.jp/exhibition/20200629_outside/index.shtml
オリジナル小作品をプレゼント
先着で、東日本大震災義援金にご協力いただいた方に、出品作家オリジナル小作品をプレゼント致します。これは毎回恒例になっています。作品はクオリティも高く、早い者勝ちです。
義援金は全額「認定NPO法人いわき放射能市民測定室 たらちね」に贈り、3.11被災地の子どもたちの心と身体のケアに使われます。
震災からあっという間に月日が流れてしまいましたが、いまだに苦しんでいる人がいらっしゃいます。こういう活動を地道に続けることは、非常に意義があると思います。なかなか続けられないことですから。
「いわき放射能市民測定室 たらちね」とは?
「認定NPO法人いわき放射能市民測定室 たらちね」は私も別イベントで寄付したことがあります。
公式サイトをご覧になってください。
「認定NPO法人いわき放射能市民測定室 たらちね」は、2011年3月11日の福島第一原子力発電所の事故による被ばくの被害から子どもたちと地域の人々の健康と暮らしを守るため、地域住民により設立されました。「見えない・におわない・感じない」という放射能による環境汚染と長期的に向き合い、これから先の遠い未来を見据えた活動を行なっています。
ぜひ、第15回未来抽象芸術展に足をお運びください。
では!
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今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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