『ハート・トゥ・アート』渡辺(@heart__to__art)です。餃子食べたいです! 来年は餃子いっぱい食べようと思います! いよいよ24日のクリスマスイブは「Na-Ni-Ka」公演です。ぜひ一緒にクリスマスイブを過ごしましょう!
目次
「Na-Ni-Ka」は、『美術家・如月愛のアートな冒険』といえる
スティーブン・スピルバーグの来春ロードショー『レディ・プレイヤー1』の予告をご覧になった人も多いかと思います。
映画では80年代のヒット曲もかなり使われるようですね。Rushファンなので、予告で「TOM SAWYER」が流れた時には鳥肌が立ってしまいました(2:27あたり)。
Rushはカナダ出身のプログレ系、三人組のロックバンドです。
By Clalansingh (Taken at concert.) [CC BY 3.0], via Wikimedia Commons
Rush カナダ・トロント公演 (2010年7月)
もちろん「TOM SAWYER」はマーク・トウェインの小説からとっています。歌詞を手がけているのはRushのドラマーであるニール・パート。ちなみに彼のドラマーとしての実力は私が知るドラマーの中では三本指に入るレベルだと思います。
By Clalansingh (Taken at concert.) [CC BY 3.0], via Wikimedia Commons
ニール・パート
ニール・パートの書く詩は非常に独特です。
この「TOM SAWYER」の歌詞ではトムソーヤーを現代の戦士と表現していますが、きっとRush自身のことを指していると思われます。※歌詞が気になる方は「Rush トムソーヤー 歌詞」で検索してください。
歌詞は、絶えず変化する不安定な社会の中で「確証を見定めて、機転を利かし、真髄をつかみ取り、嘲笑も受け止めろ!」と語り、最後は「日々の衝突・軋轢・葛藤の中を真直ぐに進んでいく」という言葉で締めます。
これって、多分、『レディ・プレイヤー1』のメッセージと被るんでしょうね。そして「Na-Ni-Ka」を企画している如月愛さんのスタンスとも似通っていると思います。
「Na-Ni-Ka」は、『美術家・如月愛のアートな冒険』なんです。きっと。
日本で活動するアーティストの悲劇は、日本の教育制度の在り方のせい
表現者はあまり余計なことは語りません。その辺のところは損していなぁ・・・と思ったりもしますが、それは表現者の性でもあります。
自分の作品や表現を言葉にすること自体、予断を与えてしまうことになりますから。
相手に純粋に感じてもらいたいと思ったら、説明することは害にしかなりません。
とはいっても、日本人はマトモな美術教育を受けてきたとはいえないですから、下駄を預けられてもなかなか判断できない(素直に感じ取れない)んですよね。
そこが日本で活動する表現者にとっての悲劇だと感じています。
そんなこともありますので、こないだに続いて今回の「Na-Ni-Ka」についてちょっと書いておきます。少しでもプラスになってもらえれば・・・いいんですが。
今回はいままでよりもチャレンジするパフォーマンスになるはず
先日、「Na-Ni-Ka」について書きました。
https://www.heart-to-art.net/BLOG/event/na-ni-ka-0040/
そこでは出演者それぞれが最大のポテンシャルで工夫やチャレンジ、対話、戦い、助け合い、刺激など、「なにか」のやりとりを行うプロセスこそが「Na-Ni-Ka」の醍醐味であり真骨頂であること。そして、それは創造性が発揮される「フロー状態」を体感させてくれるパフォーマンスになる、と紹介しました。
今日は少しだけ具体的な追加情報を。
ちょっとネタバレっぽいですし、最終的には変わってしまうかもしれませんが、今回はいままでよりもチャレンジするパフォーマンスになると思います。
先日、如月さんと話す機会があったんですが、「舞台の空間自体をあまり暗くしない」ような話をしていました。
暗い空間に照明をポンと入れて・・・みたいなことって、すごくカッコイイんです。だけど、闇ってのは「ボロ隠し」的な部分もあります。暗いとけっこう誤魔化しがききますから。
ホントに当日まで開けてみないとわかりませんが、この方向性は拍手ものだと感じています。
冒頭にRushの歌詞に出てくるような「真直ぐに進んでいく」意欲が如月さんから感じられます。
さらに如月さんの意思を受ける小西徹郎さん(tp、即興演奏家)、永田砂知子さん(波紋音、打楽器奏者)、寧呂さん (舞踏家)は経験豊富の実力者です。引き出しもたくさん持ってらっしゃいます。どんな化学反応が生まれるか非常に楽しみです。
きっと、ひとつの区切りとして2018年は違った展開すら予感させる「Na-Ni-Ka」になることでしょう。
チケットはあります。当日でも大丈夫です。ぜひ見届けに来てください。終演後にはワンコイン懇親会もあります。当日、会場で会いましょう。
<イベント詳細>
Ad Libitium Live Performance『Na-Ni-Ka 4』
●詳細:http://www.heart-to-art.net/nanika04.html
●日時:2017年12月24日(日) 14:30〜(開場14:00)
●料金:前売り2,700円、当日3,000円(1ドリンク代込み)
●会場:SOOO dramatic!(台東区下谷1-11-15/会場TEL 03-6231-7619)
※パフォーマンス終了後、会場にてワンコイン懇親会を行います(会費500円/16:00〜開始予定)。軽食をご用意いたします。持ち込みも大歓迎。
●参加申し込み・予約先:
タイトルに「Na-Ni-Kaチケット予約」、本文に「氏名・連絡先・枚数」をご記入の上、下記アドレスにメールにてお申し込みください。heart.to.art.jpn@gmail.com
<参考>
『レジェンダリー・アーティスト ニール・パート [DVD] 』は、ニール・パートのライブ/ドラム哲学に迫った内容で、DVD3枚に及ぶ大ボリュームです。もしドラマーだったら即買い!です。
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今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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