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2023年09月01日の『ハート・トゥ・アート』活動日記です(21/300)
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また、久しぶりの日記。
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簡単でも、短くても、活動の一環として更新していく雑文メモ。「21/300」というのは、「毎日は無理だけど、2023年には300回くらいは書きたいな」という願望を込めたものだが、本日は9月1日。なので、これから毎日書いても300は無理。絶対に無理。せいぜい100程度か。
全然無理。絶望……
絶望、絶望、絶望……
めっちゃ絶望。
ひたすら絶望。
さらにもっと大きな問題が山積み状態。
完全なる自暴自棄状態。
絶望の泥沼に飲み込まれて身動きできない状態。まさに哲学者セーレン・キルケゴールが言うところの「死に至る病」に侵され再起不能寸前か。
死んでいながらもこの世に迷惑を拡げていくだけのゾンビ状態。いや、泥沼にハマっているのだから、『naruto』でシカマルによって生き埋めにされた暁の飛段のような状態か。それでは腐敗消滅するのを待つだけ?
いかん。
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ちなみにキルケゴールは絶望を「無限性の絶望」「有限性の絶望」「可能性の絶望」「必然性の絶望」の4種類に分けており、絶望の深度もいくつかの段階に分類している。
ふっ……
絶望の分類などはどうでもいい。大切なのは絶望の泥沼から抜け出すことだ。
絶望から抜け出す方法とは
絶望から抜け出すためには何をすればいいのか?
答えは簡単。
それは……
行動すればいい。
しかし、行動できない。
なんという矛盾。
行動できない原因はどこにある?
失敗を恐れているから? 行動と失敗が表裏一体になっているので無意識に思考も行動もフリーズしてしまう? 単なる病的なモラトリアム退行? 判断力定価からの逃避? 苦悩からの敵前逃亡? 自暴自棄的な自傷行為? 自分を責めすぎて疲労困憊となった? 完璧な結果至上主義の重圧に潰された?
いや、行動できない原因などを掘り下げても無意味。時間の無駄。行動できない自分を正当化しているにすぎない。
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「人間は選択して決意した瞬間に飛躍する」。
キルケゴールは絶望から脱する(飛躍する)ことは、「瞬間」で可能だと言っている。
絶望から脱するために必要なのは、「選択して決意」すること。
つまり、それは「決断」すること。
「決」だけではなく、「決断」すること
「決断」の語源は、『堤防を断つことを決める』ということ。
堤防を断ち、犠牲を覚悟すること。
ラテン語の語源的にも「切る、殺す」とのが本質的な意味だったらしい。
行動できない原因は、
「決」だけだったからだ。
「決」だけでうまくいく場合もあるだろうが、そうでない状況の方が多い。そこに気づかなかれば、いつまでも同じことを繰り返すだけ。
いくら「〜をやるぞ!」と言ってもうまくいかない場合は、「断」を行うための冷静な検証が必要。
「決」だけで押し切ろうとした中国の毛沢東が「大躍進政策」や「文化大革命」で失敗したようなものか。
冷静に状況を俯瞰し、キャパオーバーになっていたり、無理を重ねている根本的な事象を見極め、思い切って切り捨てる「断」という選択と向き合う必要がある。
「決」よりも「断」にフォーカスしていくこと。
それが「決断」。
余計なことは考えなくていい。
ただただ「断」していけばいい。
さすがに瞬間に結果は出ないだろうが、「断」を繰り返してながら活路を開いていくのみか。
<おまけ>キルケゴールは「感覚」の行き着く先は「絶望」だと考えていた
アート関係のブログなので、キルケゴールの『美』について考えていたことを簡単に記しておく。
キルケゴールは「実存の三段階」を唱えていた。
最終的な三段階目のステージに行き着くことを理想として掲げていた。
アート的に重要なのが「第一段階」の定義。
キルケゴールはこれを「美的実存(感覚的な在り方)」と定義しており、最後は自分を見失った空虚感により絶望に至ってしまうと断定している。
キルケゴールは感覚で創造し続けることは、非常に危険だと警笛を鳴らしている。
そして「美的実存」で壁にぶつかると、第二段階として「倫理的実存」を求めることになると分析している。これは自分のまわり(社会)を取り込もうとする行動として現れることが多い。現象としては、まわりに迎合したり、まわりを批判する行動に出る。そして、最後は再び絶望に至ってしまうと述べている。
キルケゴールの言っていることが正しいわけではないけれど、キルケゴールの思考に触れると、思い当たる節が多々あることに気づかされる。
では、今日はここまで!
2023年9月01日(金)
以上
今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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