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2023年06月12日の『ハート・トゥ・アート』活動日記です(20/300)
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久しぶりの日記です。
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「Roxx Revolt & the Velvets」や「Måneskin」が最近のマイブーム。
『Guardians Of The Galaxy Vol.3』で「Since You Been Gone」が使われていることもあり、最近は「レインボー」を途中で挟みつつヘビロテで聴いている。
マイブームとは書いたけれど、「Roxx Revolt & the Velvets」も「Måneskin」も昔から好きだったバンドではないし、そもそもバンドのプロフもわからないし、メンバーの名前も知らない。曲は何度も聴いているけれど、タイトルすらわからない。とにかくiTunesでリピートしているだけ。
理由は……新しいバンドを聴くことで(新しい情報を取り入れることで)、抵抗しようとしているから。
抵抗……
抵抗しようとしているのは……
古い感性。
今後の活動のためにもの自分の古い感性や執着、こだわりを手放す必要があるんじゃないかと思っているから
なんとかして抗おうとしている。
しかし・・・
所詮は自分で探して、自分の嗜好に合うバンド。悲しいかな新しくない可能性がある。自分の古いフィルターを通して違和感があるものをオミットしてるような聴き方だとすれば、ただの懐古趣味に過ぎない。
あかん・・・
どうすればいいのか?
しばし考えてみた。
そこで浮かんできたのが世阿弥・観阿弥。
観阿弥の長男、世阿弥による能の秘伝書『風姿花伝』のことは説明するまでもない。
世阿弥は『花鏡』で、誰もが知っている超名言「初心忘るべからず」という言葉を書いている。
結局、新しさを取り入れることに必要なのは、「初心」なんだろう。
『花鏡』は『風姿花伝』の20年後に書かれたもの。世阿弥は「初心」について、こう言っている。
「是非の初心忘るべからず。時々の初心忘るべからず。老後の初心忘るべからず」
世阿弥が考えた「初心」は、1つではなかった。
言葉を分解すると、
「是非初心(初めて行った時の失敗の苦さ)」
「時々初心(同じことを経験を活かして行う新鮮さ)」
「老後初心(老成に甘んじることなく、困難なことに取り組む謙虚さ)」
この3つとなる。
「袖すり合うも他生の縁」という言葉が昔からあるが、「縁」を大事にしながら情報をフラットで取り入れ、好き嫌い関係なく一定数だけ聴く。そこで理解できることを確認し、理解できないことを発見し、自分のこだわりに磨きをかける。
・ ・ ・
ただ新しいバンドの曲を聴くだけでは経験を活かしていることにならない。気持ちの良さだけを追求するなら、道楽の世界だろう。
「初心」のフィルターをかければ、すべてが新しいものになっていくのかもしれない。いや、かもしれないではない。きっとそうだ。
これをハートの活動に当てはめることもできる。
・失敗を思い出す
・経験を踏まえた上で同じことをやる
・まったく新しい挑戦をする
新しい挑戦のためには新しい情報を取り入れることが必要ではあるのは間違いない。ただし、3つのフィルターにかけて精査することが必要なんだろう。
つまり、古い感性や執着、こだわりは捨てるのではなく、活かしていくってことだ。
そして、できることなら感覚や経験値がストップをかけてくることに挑んでいくことが必要だってことだ。
では、今日はここまで!
2023年6月12日(月)
以上
今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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