『ハート・トゥ・アート』渡辺(@heart__to__art)です。
海外サイトの記事紹介です。
目次
【草間彌生の新作展「One With Eternity」】ワシントンDCで開催。2022年11月27日まで
もっとも成功している日本人作家の一人、草間彌生さんの展示がワシントンDCで開かれています。タイトルは「One With Eternity」。「永遠のもの」といった意味合いです。会場はアメリカ合衆国首都ワシントンD.C.の中心部にある「ハーシュホーン博物館と彫刻の庭(Hirshhorn Museum and Sculpture Garden)」です。新型コロナで2年遅れてしまったそうですが、好評のようです。
『Wood and glass mirrored room with paper lanterns(木とガラスの部屋、提灯と共に)』
Photo by Matailong Du © YAYOI KUSAMA
◯展示会タイトル
『One With Eternity: Yayoi Kusama in the Hirshhorn Collection』
◯会場
ハーシュホーン博物館と彫刻の庭
(Hirshhorn Museum and Sculpture Garden | Smithsonian)
※ハーシュホーン博物館と彫刻の庭は、アメリカ合衆国首都ワシントンD.C.の中心部にある、ナショナル・モールに建てられた美術館とその彫刻庭園の名称。スミソニアン博物館群の一つ。
◯展示期間など
期間:2022年04月01日(金)〜 2022年11月27日(日)
展示詳細サイト:https://hirshhorn.si.edu/exhibitions/one-with-eternity-yayoi-kusama-in-the-hirshhorn-collection/
草間彌生は男性支配を打ち破った存在
『Wood and glass mirrored room with paper lanterns(木とガラスの部屋、提灯と共に)』
Photo by Matailong Du © YAYOI KUSAMA
美術館のディレクターであるメリッサ・チウ(Melissa Chiu)は「草間は祝賀と包括という考えを軸にして自身の活動を展開してきました(Kusama has built her practice around the ideas of celebration and inclusion)」と語っています。
草間ほど優れた芸術家はいないと絶賛しています。斬新で先駆的なインスタレーションで男性に支配されていたアートの世界を打ち破った草間は、ニューヨークでは働く女性の道筋を切り拓いた存在としても評価されているようです。
こちらがメリッサ・チウです。
https://hirshhorn.si.edu/explore/melissa-chiu-bio/
メリッサ・チウが草間彌生について語っている映像がありました。
2017年の展示の映像もありましたので、合わせて貼っておきます。
展示は「Infinity Mirror rooms」も
展示では、草間の象徴的な鏡を使ったインスタレーション「インフィニティ・ミラー・ルーム」あもあります。
『Infinity Mirror Room(無限に広がる鏡の部屋)』
Photo by Cathy Carver Courtesy of Ota Fine Arts ©YAYOI KUSAMA
記事では1965年にニューヨーク「リチャードカステラーヌギャラリー」で行われたフロアショーの様子も紹介されていました。伝説となっている『インフィニティミラールーム—男性器の平原(Infinity Mirror Room—Phalli’s Field,)』というタイトルで行われた草間最初のミラーインスタレーションです。
『Infinity Mirror Room—Phalli’s Field』
Photo by Eikoh Hosoe ©YAYOI KUSAMA
タイトルから分かるように非常にエキセントリックなアクションをされていました。
・ ・ ・
草間彌生のプロフィールについて簡潔にまとめられているサイトがありましたので紹介しておきます。
1957年、27歳で、彼女はアメリカ合衆国に移住し、シアトルに到着しました。そこで、「ゾーイデュザンヌギャラリー」で彼女の最初のアメリカの個展を開催しました。(中略)驚異的な成果を上げたにもかかわらず、彼女はアートを収益化するのが非常に難しく、過労による疲労と長年にわたる幻覚の苦情のために定期的に入院する必要がありました。1964年、彼女は、ニューヨークの「リチャードカステラーヌギャラリー」で、オブジェクトとマカロニで覆われた床が特徴の「ドライビングイメージショー」でセンセーションを巻き起こしました。
引用:「草間彌生は日本のコンテンポラリーアーティストです。彼女の子供時代について知るためにこの伝記をチェックしてください」(celeb-true)
https://ja.celeb-true.com/yayoi-kusama-japanese-contemporary-artists-check-this-biography
魚拓:https://archive.ph/pGyWo
昔のパフォーマンスの様子を探してみると、貴重な映像を発見しました。半世紀前の草間彌生の様子を見ることができます。ぜひご覧になってください。
では!
参考:My Modern Met「Yayoi Kusama’s New Exhibition ‘One With Eternity’ Opens in D.C.」/Hirshhorn Museum and Sculpture Garden公式サイト/ハーシュホーン博物館と彫刻の庭(Wikipedia)
↓[ Googleセレクト 関連コンテンツ ]↓
今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
━━━━━━━━━━━━
【発行責任】
『ハート・トゥ・アート』(渡辺)
http://www.heart-to-art.net/
◆ツイッター: https://twitter.com/heart__to__art
◆facebookページ: https://www.facebook.com/HEARTtoART
★記事に関するお問い合わせ・ご意見は下記からどうぞ★
http://www.heart-to-art.net/heart_to_art_contact.html
★ボランティアサポーター募集中です★
『ハート・トゥ・アート』の活動に興味を持ってくださった方のご連絡をお待ちしております。住んでる場所は杉並に限らず、国内外は問いません。もちろん年齢、性別なども特別な規定ありません。好奇心がい方、大歓迎です。関わってくださった人にとってプラスになるような形を考えながら関係を深めていきたいです。イベント制作の相談、企画、協力なども可能な範囲で行っております。また、『ハート・トゥ・アート』活動のサポーターも随時募集中。面白い人たちと面白いことをやりたい人は渡辺までご連絡ください。
http://www.heart-to-art.net/heart_to_art_contact.html
★facebookページ チェックしてください★
facebookページでは、タイムラインに流れてきたお世話になった作家さん情報&ハート・トゥ・アート開催情報をシェアしたりしています。
━━━━━━━━━━━━