『ハート・トゥ・アート』渡辺(@heart__to__art)です。杉並区は7つのエリアに分割されています。各地域には「地域区民センター協議会」という団体が組織され、杉並区からの財政支援を得て運営されています。高円寺エリアは「高円寺地域区民センター協議会」の方々がボランティア的に活動されています。今回は「高円寺地域区民センター協議会」の協議会委員の募集に関してのお話です。
目次
杉並区における地域区民センター協議会の役割
冒頭で書いたとおり、杉並区では7つのエリアに「地域区民センター協議会」という団体が存在しています。活動目的は、より良い地域コミュニティの形成と推進です。
まずは基本情報として7つの「区民センター協議会」を紹介しておきます。
<地域区民センター協議会(杉並区・区民生活部地域課)>
杉並区・区民生活部地域課による業務で、各地域の活動係が支援しています。7つの協議会は、それぞれ地域性を活かしながら、独自に活動しています(クリックすると公式サイトに飛びます)。
・阿佐谷地域区民センター協議会 http://www.asagaya-kyogikai.org/
・井草地域区民センター協議会 http://www.igusahome.sakura.ne.jp/
・永福和泉地域区民センター協議会 https://member.sugi-chiiki.com/eifuku-izumi/
・荻窪地域区民センター協議会 http://ogikubokyougikai.sakura.ne.jp/
・高円寺地域区民センター協議会 http://www.koenji-kyogikai.org/
・高井戸地域区民センター協議会 http://takaido-kyogikai.sakura.ne.jp/index.html
・西荻地域区民センター協議会 http://nisiogi-center.sakura.ne.jp/wp/
協議会委員は地域の町会や自治会、商店会、民生委員などの諸団体からの推薦と一般公募から構成されており、人数は30名程度です。
委員の任期は1期2年で2期が基本です。4年はけっこう長いですね。途中でリタイヤしてしまう人も少なからずいらっしゃいます。
会の運営は会長以下、総務部、講座部、広報部、コミュニティ推進部などに分かれて行われています。講演会やイベント、講座や音楽会、広報誌発行、サイト運営など、定期的に施設に集まって幅広い活動を展開しています。
高円寺地域区民センター協議会が協議会委員を募集中(7月末まで)
さて、『ハート・トゥ・アート』は毎年、高円寺地域区民センター協議会さんと共催でイベントを行っています。非常に密接な関係です。いろいろとお世話になっています。
現在、高円寺地域区民センター協議会は、新しい協議会委員を募集しています。最近は地域のためにボランティア的に活動する人も減ってきているようです。
募集期間は、
7月末までです!
7月末必着です!
募集チラシも作られていました。
現時点で定員に達していないと思いますので、微力ながら記事にしました。立場的に私は外部の人間ですので、協議会委員の面白い部分やデメリットな部分などをニュートラルに紹介いたします。
繰り返しますが、7月31日(必着)まで募集しています。
もし、地域で面白いことをやろうと考えている方は、参考にして応募していただければ幸いです。
いや、いきなりの応募ではなく、詳細を問い合わせてみるのがいいかもしれません(下記参照)。
◯各部会の活動内容は? 活動エリアは?
高円寺地域区民センター協議会の会報に掲載されていた募集案内を抜粋して紹介します。
協議会委員は、基本的にボランティア的なポジションです(交通費程度支給)。なによりも最優先は「地域に役立ちたい」と気持ちで、特別な経験・経歴は必要ありません。
コンセプトは「人と地域で絆を編み出す」ことで、多種多様な活動を通じて、地域の方々との新しい出会いがあるのが魅力です。
協議会委員になると、総務部、広報部、コミュニティ推進部、講座運営部など(詳細は後述)に属すことになります。
活動エリアは、下記のマップ部分となります。
協議会委員の対象者は、上記エリアにお住まいの方となります。
では、総務部、広報部、コミュニティ推進部、講座運営部の活動内容を簡単に紹介します。
・総務部
会全体に目を向けて、各部の活動が円滑に行われるように事務局や行政、地域をつなぐパイプ役です。地域懇談会や地域団体との意見交換会の開催、研修の企画運営、委員会運営などがメインです。
・広報部
協議会報「ふれあい」の隔月発行作業(年間6回、各回1万部)、ホームページの維持管理といった情報発信作業をやられています。
・コミュニティ推進部
「わい!わい!わだまつり(4月)」「セシオン杉並まつり(6月)」「こどもフェア(9月)」「きた!きた!高円寺まつり in 高円寺フェス(10月)」という大型イベントの企画運営を行っています。私も深く関わり、お世話になっていいます。
・講座運営部
地域の課題やニーズを念頭に、年間約20回の講座を企画し、実施しています。健康、歴史、ファミリー、防災、文化などをテーマに、さまざまなジャンルを扱っています。
いかがでしょうか? なんとなくの活動内容は把握していただけたと思います。
課題もアリ! 現場を見てきた私からの視点で協議会を紹介
実際にもし関わると、4年という長期となります。けっこう長いです。責任感の強いためにかなり苦しんで4年間を務め上げた?方もいます。そこで、もう少し突っ込んだ「私視点」の紹介を付け加えておきます。
まずは協議会委員の男女比や年齢層は気のなるところでしょう。男女比は半々といった感じで、メインの年齢層は50代以降……平均年齢60代といったところでしょう。
協議会の活動自体は、平日の昼間がメインです。働き盛りの世代が協議会の活動を継続するのは厳しいです。
一時期、若い世代をメンバーに積極的に取り込もうという動きもありました。しかし、やはり無理でした。この点が、高円寺に限らず、地域区民センター協議会のネックとなります。
しかも、活動は意外とハードです。週一回の活動というのが基本ですが、部によってはかなり拘束されます。見ていて気の毒な感じです。
冒頭でも書きましたが、「より良い地域コミュニティの形成と推進」を目的とし、杉並区からの財政支援を得て運営されている協議会ですが、普通の地域のおじちゃん&おばちゃんたちに負担を背負わせすぎだと私は感じています。運営スタイル自体を見直す必要があるのではないでしょうか。
・ ・ ・
協議会の活動の最大のメリットは、いろいろな人と出会えることでしょう。地域での人間関係が深く広がっていきます。
地域での新しい出会いを求めている方なら、面白く、やりがいを感じることでしょう。
とくに会社をリタイヤした方などにはオススメです。
いかがでしょうか?
活動期間など、詳細は下記のとおりです。
地域区民センター協議会の活動が気になった方は、ぜひ問い合わせてみてください。
問い合わせ先は、高円寺地域区民センター協議会 電話:03-3317-6614
他エリアも似たような状況でしょうし、高円寺エリア以外の方でも気になった方は、公式ホームページ(上記)から問い合わせてみるのもいいでしょう。
募集期間でなくても、委員さんが辞めて困っているケースもあると思いますので、思っている以上に大歓迎されるかもしれません。
ところで、ここからが大事な話です。
セシオン杉並が大改修工事! 面白い活動ができる可能性も!
じつは2021年春からセシオン杉並が大改修工事に入ってしまいます。
工事終了は2022年9月末までの1年半の期間です。
この間、高円寺地域区民センター協議会は活動場所を一時的に移し、メインとなる活動場所がないまま地域を活性化する企画を展開していくこととなります。
セシオン杉並の運営管理にも変化が出てくるでしょうし、高円寺エリア自体にも動きが出てくると予想されてます。
そういった点では、これから4年の協議会委員さんの仕事は、かなり面白い活動ができる可能性もあります。
いかがでしょうか?
大事なので、繰り返します。
高円寺地域区民センター協議会の活動に興味を持たれた方は、下記まで問い合わせてみてください。
問合せ先:高円寺地域区民センター協議会事務局 電話:03-3317-6614
セシオン杉並の歴史など
せっかくなので、セシオン杉並(https://www.city.suginami.tokyo.jp/shisetsu/bunka/kyouiku/1014907.html)の基本情報などを合わせて紹介しておきます。
開館日は、1989年6月1日。名称の「セシオン」はスペイン語で、「出会い」などという意味があります。
施設規模は8,000㎡ほど。杉並区内では断トツの大きさを誇ります。
ちなみにかつてこの敷地には杉並第十小学校(https://www.suginami-school.ed.jp/sugi10shou/)がありました。しかし、環七との隣接という劣悪な環境のために移転となり、防災公園である「蚕糸の森公園」とセットで再整備されました。
2021年4月から始まる大規模改修は、内藤建築事務所(https://www.naito-archi.co.jp/)が受託。どのような形で手が入るかの詳細は把握していませんが、予算的には大きな変化もないままの改修となりそうです。2040年頃に解体・改築となるはずなので、そこまでの維持という形でしょう。
新型コロナ問題のせいで現場の大混乱からスタートした2020年。今後、施設の改修を挟んで、高円寺エリアはどのように変化していくのでしょう。他の公共施設との兼ね合いも含めて気になります。
では!
↓[ Googleセレクト 関連コンテンツ ]↓
今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
━━━━━━━━━━━━
【発行責任】
『ハート・トゥ・アート』(渡辺)
http://www.heart-to-art.net/
◆ツイッター: https://twitter.com/heart__to__art
◆facebookページ: https://www.facebook.com/HEARTtoART
★記事に関するお問い合わせ・ご意見は下記からどうぞ★
http://www.heart-to-art.net/heart_to_art_contact.html
★ボランティアサポーター募集中です★
『ハート・トゥ・アート』の活動に興味を持ってくださった方のご連絡をお待ちしております。住んでる場所は杉並に限らず、国内外は問いません。もちろん年齢、性別なども特別な規定ありません。好奇心がい方、大歓迎です。関わってくださった人にとってプラスになるような形を考えながら関係を深めていきたいです。イベント制作の相談、企画、協力なども可能な範囲で行っております。また、『ハート・トゥ・アート』活動のサポーターも随時募集中。面白い人たちと面白いことをやりたい人は渡辺までご連絡ください。
http://www.heart-to-art.net/heart_to_art_contact.html
★facebookページ チェックしてください★
facebookページでは、タイムラインに流れてきたお世話になった作家さん情報&ハート・トゥ・アート開催情報をシェアしたりしています。
━━━━━━━━━━━━
【お仕事に絡んだご相談など】
『ハート・トゥ・アート』代表の渡辺は編集者です。紙媒体を中心に約30年の経験を積み重ねてきています。出版社、広告代理店、企業団体、WEBコンテンツ会社等からの依頼で、企画立案から取材・撮影・執筆といった一連の編集制作業務を行います。
アート、エンタメ、伝統文化、人物、施設、福祉&地域関連などの取材経験が豊富です。何かありましたらお気軽に相談ください(下記まで)。
『ハート・トゥ・アート』(渡辺)
メール:hiroshi-w@pop02.odn.ne.jp