『ハート・トゥ・アート』渡辺(@heart__to__art)です。新型コロナの自粛の影響でしょうが、杉並区教育委員会が公式YouTubeチャンネルを2020年5月1日よりスタートさせていたんですね。まったく知りませんでした。今後、あらたに更新が行われるでしょうか。そんなことも気になったので、応援とアーカイブの意味を込めて記事にしておきます。
目次
杉並区公式YouTubeチャンネルは内容充実
杉並区教育委員会が公式YouTubeチャンネルを紹介する前に、まずは本家?である杉並区の公式チャンネルから紹介しておきます。
チャンネルはこちらです。
杉並区公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCei-ZSeT_qlXePnjlxgFoIA
現時点(2020/05/24)でチャンネル登録者数は1870人です。
全国でも積極的にYouTubeを活用している自治体はかなり増えました。全国に1,741の自治体があるんですが(2018年10月1日の時点で、市が792、特別区が23、町が743、村が183で合計1,741)、半分以上の自治体がオリジナル動画を作り、自治体によってはYouTubeのチャンネル登録者数が10万人を超えているところもあるようです。
スゴイものです。
それに比べると、杉並区公式YouTubeチャンネルはちょっと見劣りしてるかもしれませんね。
う〜ん……何度も見る動画ではないかも?
杉並区公式YouTubeチャンネルにアクセスすると、杉並区の理学療法士が考案した「すぎなみはつらつ体操」がトップに来ていました。
ケチを付ける気はないですが、残念ながら何度も見るような動画には仕上がっていないですね。予算の問題もあるでしょうからチープでも仕方ありませんが、出演者から見直す必要があるかもしれません。
そもそも登録者数や視聴回数を積極的に増やそうと思っているわけではないんでしょうね。
いきなり失礼な話からはじめましたが、コンテンツは充実しています。
こんな感じです。
内容は……「すぎなみビトMOVIE」「すぎなみレトロ動画館」「みんなで考えるすぎなみのコト」「すぎなみスタイル」「杉並なんでも知ッとき隊」「すぎなみニュース」「すぎなみニュースまちかどNOW」「For foreigners(外国人の方向け)」「区長記者会見」「杉並ゆかりの文化人」「すぎなみの魅力伝えます。」など、再生リストは充実。内容はテンコ盛りな印象です。
ジェイコムさんの取材で放送したものも含まれているせいもあるのでしょうが、なかなか見応えがありそうです。全部見たら、杉並のことがかなりわかると思います。
ちなみに私もどっかに出ています(笑)。
すぎなみ動画コンテンツは貸出しもしている
「すぎなみ動画(表記は区のお知らせに準じています)」は、広報課でDVDの貸出しをしています。
コンテンツは下記のとおりです。詳細はサイトの「すぎなみ動画の視聴・貸出について」をご覧になってください
<DVDの貸出リスト>
・すぎなみスタイル
・みんなで考えるすぎなみのコト
・杉並ゆかりの文化人 アーカイブ映像集
・すぎなみの魅力を伝えます
・杉並と交流自治体の魅力
・すぎなみニュース (平成29年9月番組終了)
・すぎなみニュース まちかどNOW(ナウ) (平成29年9月番組終了)
杉並区教育委員会公式YouTubeチャンネル
続いて5月1日にスタートしたばかりの杉並区教育委員会公式YouTubeチャンネルに関してです。
サイトはこちらです。
杉並区教育委員会公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC9eoN5c3tPRmIqRrUWSGrXg
チャンネルの目的は、遠隔学習を可能とし、小・中学生の学びを支援するとともに、杉並区教育ビジョンの基本目標の実現を図ること、だそうです。
小・中学生や保護者などが家庭学習に活用できる動画や、杉並の教育に関する情報などを順次配信してくそうです。どのように進化していくのか楽しみです。
周知されないと見てもらえないYouTube動画
昨年あたりから個人がYouTube動画の世界に大挙して進出してきています。
誰もがヒカキンさんのようになることを目指しているわけではないでしょうが、登録人数や再生時間をクリアした後の収益というのは魅力的です。
凄まじい勢いでコンテンツも増えてきています。
これからは周知も賢くやらないと、よほど優れた動画でない限り、誰の目にも触れないで終わってしまうことでしょう。
そういえば!
思い出しました!
私も杉並関連で映像を作ったことがあります。
しかも、それなりのクオリティで。
しかし、まったく再生されていません。
映像のクオリティだけで再生を急上昇させるのは至難の業です。まさに周知不足といっていいでしょうね。
さらに周知のために取り上げてもらうためには、話題性も必要です。
とうことで載せておきます。
『探そう!伝えよう!杉並の街〜杉並のCMづくり』〜杉並区長編
よかったらご視聴ください。
自治体のオリジナル動画が成功するポイント
最後の余談を。
冒頭でも書きましたが、全国に1,741の自治体(2018年10月1日の時点で、市が792、特別区が23、町が743、村が183で合計1,741)があります。
その中でオリジナル動画を作っている自治体は、1000本を超えるようです。オリジナルのPR動画だけでもトータルで数千本はあるとか。スゴイですね。
これ、全部把握したら、自治体オリジナル動画評論家になれちゃいそうです。それで儲かるとは思えませんが……。
自治体初の茨城県公認Vtuber・茨(いばら)ひよりが登場するインターネット動画サイト「いばキラTV(ティービー)」は、動画掲載本数、総再生回数、チャンネル登録者数ともに4年連続「日本一」になったそうです。
「いばキラTV」動画掲載、再生回数と登録者数で4年連続全国「3冠」・自治体初公式YouTubeチャンネル登録者数10万人
https://www.pref.ibaraki.jp/koho/eizo-onsei/ibakira/ibakira/20190417.html
これによって茨城県のイメージがどれだけアップしているのかは測定不能ですし、どれだけの予算を投じているかも不明ですが、素晴らしいことですね。
宮崎県小林市による移住促進のPR動画「ンダモシタン小林」(N’da-mo-shita’n KOBAYASHI)は、なんと約276万回も再生されています(2020/05/24時点)。
こちらの方は、ふるさと納税が大幅アップしたらしいので、経済効果は非常に大きかったと思われます。
この他にも低予算で職員が制作した動画がヒットしたり、自治体トップが仮装?して登場する作品が登場するなど、各地であの手この手の動画が作られているようです。
自治体のオリジナル動画が成功する秘訣は・・・コレッ! というものはなさそうですが、やはり業者に丸投げした無難な映像(自然風景&イメージ音楽のコンピレーションなどが代表的)は世間からの評価も厳しいようです。
自治体公式YouTubeチャンネル一覧
最後に自治体公式YouTubeチャンネル一覧をリストにして紹介しようと思いましたが、とんでもない数があります。そりゃそうですよね。。。
そこで東京23区内のリストだけ紹介しておくことにしました。見比べてみると面白いと思います。
<東京23区内・自治体公式YouTubeチャンネル一覧>
・東京都 https://www.youtube.com/user/tokyo
・千代田区 https://www.youtube.com/user/chiyodacity
・中央区 https://www.youtube.com/channel/UCtOe979jXd7R6busvQz0Epw
・港区 https://www.youtube.com/user/tokyominatocity
・新宿区 https://www.youtube.com/user/CityShinjuku
・文京区 https://www.youtube.com/user/citybunkyotv
・台東区 https://www.youtube.com/user/citytaito
・墨田区 https://www.youtube.com/channel/UCItGlG2OYEprzNPFyFLEfCw
・江東区 https://www.youtube.com/channel/UCswt_A1_U0zRVdcnkR0kn5g
・品川区 https://www.youtube.com/channel/UCIFMPWFytLGMhyniNk-mnpQ
・目黒区 https://www.youtube.com/user/cityota
・大田区 https://www.youtube.com/user/cityota
・世田谷区 https://www.youtube.com/user/SetagayaCity
・渋谷区 https://www.youtube.com/channel/UCIHS6GaXu7XpLIgG6Om1fEg
・中野区 https://www.youtube.com/channel/UCy4HcZNNJ7HiODlx3TodbxQ
・杉並区 https://www.youtube.com/channel/UCei-ZSeT_qlXePnjlxgFoIA
・豊島区 https://www.youtube.com/user/Toshimananamaru
・北区 https://www.youtube.com/channel/UCiSeCBXysySWkkVDYdvQ94w
・荒川区 https://www.youtube.com/channel/UC6rhb9tjp5xdZwE5gYhJLUw
・板橋区 https://www.youtube.com/user/cityitabashi
・練馬区 https://www.youtube.com/user/nerimach
・足立区 https://www.youtube.com/user/cityadachi
・葛飾区 https://www.youtube.com/user/citykatsushika
・江戸川区 https://www.youtube.com/channel/UCYaY1PN7Y-141kZxBm7m_tg
東京23区の正式な並び順は? 列記する決まりがあった!
ちなみに上記の東京23区の並び順ですが、上記が正式です。これは皇居のある麹町(千代田区)を起点にして、最初に旧15区時代エリアで「の」の字を書くような順番で並び、さらにその外側の新エリアで「の」の字を書くような順番で並びで完成というわけです。
なぜ「の」の字なのかは不明ですが、基本は「時計回り」というのがベースにあるようです。
では!
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今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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