『ハート・トゥ・アート』渡辺(@heart__to__art)です。加藤竜さんの個展『Limit』に行ってきました。加藤さんはベルリン在住の作家さんです。19日には作家本人によるギャラリートークも予定されています。ホットなベルリンのアート事情を知ることができる貴重な機会です。オススメです。
意外と暗くなく、ポップさすら感じられた加藤竜さんの作品
加藤竜(かとう りょう)さんの個展『Limit』に行ってきました。
事前にネットで見た印象は「危機感や不安感が渦巻いていて、暗い作品かな」というものでした。
しかし、実際に見ると、グロくもないし、過剰なドロドロ感もありませんでした。絵から汚さが感じられないんです。ポップな雰囲気すら感じさせられました。これは意外でした。
展示風景はこんな感じです。
簡単にご紹介します。
作品はoil paintです。稚拙さや歪みを演出するため?の線が強烈なんですが、よく見ていくとかなり緻密でリアルな絵も混在しています。
近くで見て、引きで見て、さらにタイトルを確認して見ると、作品の深みを味わうことができます。
作品タイトルは『消費破壊』です。最初は気づかなかったんですが、マクドナルドのピエロが強烈です。目はもしかして監獄の窓なんでしょうか。左右には加藤さんにとっての作品アイコンともいえる「原子力発電所」「ベンディングマシーン」が並んでいます。
作品タイトルは『黒頭巾が森を行く』です。彼女が右手に持っている「赤い物体」はチェンソーです。加藤さんの作品には、チェンソーや銃なども環境破壊や社会問題の象徴として描かれています。
作品タイトルは『自由の女神』。スーパーマン仕様のトランプ大統領が、アメリカや自由を蹂躙しています。
作品タイトルは『モンスター侍』。たしかに“ちょんまげ”らしきものがあります。なるほど。タイトルを見ることで気づかされることも多いです。
エスキースなども展示されており、加藤さんの思考から完成までの流れを見ることもできます。
加藤さんは20年ほどベルリンに住んでおり、現在はドイツやオーストリア、日本で定期的に作品を発表されています。
4月19日(金) には作家本人による「19:00〜 ギャラリートーク/20:00〜オープニングパーティー」があります。
海外のホットなアート事情、こういった社会問題をモチーフにする制作スタイルの重要性や価値、ベルリンの状況、日本のアートシーンに関して感じていることなどを知るチャンスです。お時間のある方はぜひ!
私もなんとか行きたいんですが……。
加藤 竜展『Limit』
日時:2019年4月12日(金)〜28日(日) 12時〜19時(金土日のみ)
会場:TS4312
住所:新宿区四谷三丁目12番地サワノボリビル9階
アクセス:地下鉄四谷三丁目駅1番出口から徒歩約1分
電話:03-3351-8435
マップ&アクセス:http://ts4312r.com/access/
TS4312 サイト:http://ts4312r.com/
では!
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