『ハート・トゥ・アート』渡辺(@heart__to__art)です。千里の道も一歩から。チマチマした積み重ねを続けていると、ちょっと滅入ってきますが、どうせなら楽しみながら過ごしたいですよね。
目次
セシオン杉並と歩みを共にした高円寺地域区民センター協議会(旧運協)は1988年発足
2018年、高円寺地域区民センター協議会は30周年となります。
4月24日(火)に高円寺地域区民センター協議会の記念式典(定期総会)が行われ、私も参加させていただきました。
以前にお世話になった会長さんや部会の委員さんなどと久しぶりに顔を合わせることもでき、懐かしい時間を過ごさせてもらいました。
これは現会長の来島さんの挨拶の様子です。
こちらは懇親会の様子。中央にいらっしゃるのは前会長の伊藤さん。
センター協議会は翌年にセシオン杉並の開館を控えた1988年(昭和63年)に発足されました。当初は高円寺地域集会施設運営協議会という名称でした。
そして、1989年6月1日の開館に合わせて、会報『ふれあい』が創刊され、地域住民を対象にした大きなイベント(現在の「セシオンまつり」「こどもフェア」)や講座が企画されることになります。
当時は一日に3講座も行われるようなこともあったそうで、どの講座も盛況だったとか。当時の住民たちの期待感や意欲の高さが伺えます。
その後、ハード面では1995年には和田区民集会所が、さらに2006年には高円寺北区民集会所が開設され、高円寺地区の住民サービス充実を進めてきています。
運営協議会が高円寺地域区民センター協議会へと組織改正したのが2010年で、現在に至ります。
管轄しているエリアは高円寺、和田、堀ノ内、梅里、松ノ木あたりです。詳しくは下の画像をご覧になってください。
ちなみに「セシオン」とは、スペイン語で「出会い」などという意味だそうです。
1988年(昭和63年)から30年。30年という時間はあっという間……かも
式典でも同様の話をされた方がいらっしゃいますが、1988年(昭和63年)にはどのような時代だったのかを振り返ってみました。
世界的にはイラン・イラク戦争の停戦、国内では青函トンネル開業、瀬戸大橋開通、そして東京ドーム開場、オリンピック開催などが大きな出来事でした。
文化面では映画『ラストエンペラー』『となりのトトロ』『AKIRA』などが公開。芸能界では光GENJIが活躍していました。アニメ『それいけ!アンパンマン』がスタートしたのもこの年です。
香川県高松駅改札内精算所前に設置されている「アンパンマン記念撮影ボード」
著作者:やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV
From Wikimedia Commons, the free media repository
美空ひばりが完全復活を果たした東京ドーム公演「不死鳥/美空ひばり in TOKYO DOME 翔ぶ!! 新しき空に向かって」もこの年に行われています。
この伝説のステージのタイトル文字を手がけた書家、渾彩秀さんは第11回『ハート・トゥ・アート』に参加してくださっています。最近は活動をお休みされているようです。残念ですが、また不死鳥の如く復活されることに期待しています。
長く一線で活躍し続けることは本当に大変ですよね。
そういえば、同じく第11回ハートには昨年の秋にスペインで行われたパエリアコンクールの国際部門で優勝した「anocado」のユウキは「ゴーゴー・テディ」というチームで参加してくれました。
この時には“愛煙家プロジェクト”という形でDJブースとセットで参加してくれました。
いろいろな人生があります。
それにしても30年なんてあっという間です。
そして30年後は生きていないでしょう。
自分らしく生きていきたいものです。
『ハート・トゥ・アート』とセンター協議会との関わりはいつから?
ちなみに『ハート・トゥ・アート』は社会教育センターの企画講座が原点です。私は「まちづくり」が原点という認識です。決して「文化」が原点ではありません。
「文化」というものは、生活と共にあるものだと考えがベースになっているからです。
『ハート・トゥ・アート』の裏テーマは、反「ギャラリー・画廊」でしたし、基本的にアートテロを仕掛けることでした。
そんなことを公で発言することはありませんでしたが、いくつかの裏テーマが原動力だったことは間違いありません。
現在も裏テーマはありますが、身体がついていかなくなりつつあります。これはちょっとした誤算でしたね。
そんな話はともかく、『ハート・トゥ・アート』は運教さん時代から接点がありました。いつが最初の関わりだったのかは思い出せません。イベントに似顔絵を描く人などを紹介したりしていました。
ちょうどセシオン杉並の裏手に住んでおり、20年ほど前から出入りしていました。
本格的に関わりを持つことになったのは、東京都の助成事業絡みからです。このあたりの話を書くには長くなりますし、気持ちの整理がついてない部分もあるので割愛しておきます。
ちなみに『ハート・トゥ・アート』は高円寺北区民集会所の前身だった高円寺北会議室が閉鎖されるまでメイン会場として使っていました。
高円寺北会議室の前は高円寺社会教育会館をイベントで使用させてもらっていましたが、この施設が閉鎖されたことで北会議室に会場が移った経緯があります。
区の施設を長い期間、丸ごと使わせてもらっていたことで『ハート・トゥ・アート』は繁栄したわけですが、反面、施設の改変によって翻弄されたという側面もあります。
当時、高円寺北会議室は“無人”の施設だったわけですが、じつは区の職員さんが住んでいました。
この事実はほとんど外部どころか行政内でも知らされていなかったようです。マジで知らない人がほとんどでしたから。
社会教育会館廃止から「座・高円寺」への流れなども含めて、知らなくてもいいことを知りすぎたことで、行政や地域に対して歪な感情を持つようになったのもこの頃です。
人間、自分に相応しくない部分にエネルギーを使うと、人生をロスしてしまいますね。振り返ると、そんな時期だったように思えます。
くさり編みをモチーフにした「高円寺地域区民センター協議会・30周年記念マーク」
30周年を記念したマークが作られたようです。
これです。
モチーフになっているのは、編み物のもっとも基本の編み方である「くさり編み」。
せっかくの30周年ですから、『ハート・トゥ・アート』としても少し違った形で編む行為に関われたらいいと思っています。
先日は「わい!わい! わだまつり」のお手伝いを少ししましたが、6月には「セシオン杉並まつり」が行われます。
<セシオン杉並まつり2018>
日時:2018年6月2・3日 10〜15時(雨天決行)
会場:セシオン杉並
最寄り駅:東京メトロ「東高円寺駅」
高円寺地域区民センター協議会公式サイト:
http://www.koenji-kyogikai.org/
こちらも可能な範囲でお手伝いしようかと思います。毎年同日に開催され、もろもろのお手伝いしていた「あんさんぶる荻窪・ハーモニーまつり」は消滅してしまいましたし。
消滅といえば、セシオン杉並の建て替えのタイミングや内容が気になるところですよね。近い将来、その時がやってきます。
さらにいい施設になっていって欲しいところです。
<関連記事>
・「わい!わい! わだまつり2018」開催。会場は和田小学校や和田区民集会所などにて
・荻窪「あんさんぶる荻窪」消滅→2018年4月2日より「ウェルファーム杉並」本格始動
じゃ、また!
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今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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