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今回の立体再生ロロネッツは、ひと味もふた味も違うインパクトがある！
立体再生ロロネッツの公演が6月13日〜17日に行われます（全7公演）。
2年ぶりの本公演ですっ！
どどどんっ！ パフパフパフ！
タイトルは『空き家のグラフィティ』。
15日（日）に稽古場に図々しくお邪魔してきました。
読み合わせ〜軽い立ち稽古を拝見しましたが、いままで見たロロネットとは違う空気感を感じました。
ずっとロロネッツを観てきているわけではありませんが、明らかに発するモノが違うんです。素人のオレが感じるってことは、かなり違うってことです。
芝居はナマモノなわけで、最終的に思い描いたようにいかないケースもあります。しかし、2ヶ月前でこの状態だと本番は……かなり質の高い芝居に仕上がっている期待感があります。
物語は、空き家？を中心に展開される“謎が謎呼ぶミステリー”です。
ハートでお世話になっている宇佐見さん、中村さん、おおさわさんはもちろん登場します。客演の方々もそれぞれ魅力的です。あとで稽古の様子などをチラリと紹介しますね。
＜公演詳細＞
『空き家のグラフィティ』
●期間：2018/06/13 (水) ～ 2018/06/17 (日)
●タイムテーブル：
6月13日(水) 19:00
6月14日(木) 19:00
6月15日(金) 14:00★／19:00
6月16日(土) 14:00 ／19:00
6月17日(日) 14:00
●料金（1枚あたり）：3,000円 ～ 3,800円
●劇団サイト：http://steroro.net/
●作・演出：牧島敦(立体再生ロロネッツ)
●演出助手：池田俊介・田口和・宇佐見未奈
●出演：
おおさわさき(エスエスピー)
岡山昌義(NEXTGATE)
樟泰輔(smokychops)
こいけ
ニシハラフミコ(いちごドロップ)
日置達哉
水井直樹(劇団ドロップアウト)
吉野友香乃
宇佐見未奈(立体再生ロロネッツ)
中村充宏(立体再生ロロネッツ)
●劇場：北池袋 新生館シアター（豊島区池袋本町1-37-8 中村ビル２Ｆ）
●劇場サイト：http://kitaike-shinseikan.com/
●アクセス：北池袋駅（池袋より一駅）から徒歩30秒
チケットの先行予約は3,000円（全ステージ共通）！ 4月25日10：00〜29日18：00まで
チケット発売は来週からスタートです。
すでに個別に予約が入ったりしているようですが、先行予約はかなりお得です。3,000円です。早めにゲットされることをオススメします。
詳細は「 CoRich舞台芸術！」をご覧になってください。
http://stage.corich.jp/stage/90650
チケット予約ページはこちら。
http://ticket.corich.jp/apply/90650/
笑いと緊張感が適度に交差する、さまざまな解釈を出し合う稽古風景
稽古の様子をチラリと撮らせてもらったので、写真と合わせて出演者を簡単に紹介しますね。
本読みの様子。出演者は男女それぞれ5名。この日は出演者10名の内、9名が参加。いつものロロネッツの芝居より若干人数が少なめです。
手前正面から時計回りで、田口和さん（演出助手）、池田俊介さん（演出助手）、おおさわさきさん、樟泰輔さん、ニシハラフミコさん、日置達哉さん、中村充宏さん、吉野友香乃さん、岡山昌義さん、宇佐見未奈さん、こいけさん。※お休みは水井直樹さん。
中村充宏さん（右）は全体の空気をまとめつつ動かしていく役柄。さまざまな顔をみせてくれることでしょう。吉野友香乃さんは軽快なリズムとチャーミングな動きで、要所要所を和ませていました。
日置達哉さん（中央）は、声がメッチャいいです！ ちょっとヤバイ程にいい声です。独特の空気感と安定感があり、存在感たっぷりです。芝居に対して成熟した核を持っている印象。『仮面ライダークウガ』のオダギリ ジョーを見て芝居の世界に入ったそうです。
ニシハラフミコさん（中央）はムードメーカー的な存在。この日は新宿で本番中にもかかわらず、マチネ公演を終えてから稽古に駆けつけてきたそうです。個人的には1月に観た『俳優名鑑vol.4』の演技がツボだったので（https://www.heart-to-art.net/BLOG/event/usamina-nakaitabashi-0058/）、ただただワクワクしてます。考え抜かれた末の（←勝手にオレがそう感じてるだけですけど）、さりげない動きがたまりません。
本番中の舞台はこちらです。明日までです。
feblabo×シアター・ミラクルプロデュース 『誰も寝てはならぬ』 4/12(木)〜18(水) @新宿シアター・ミラクル
ツイッターの評判もいいです。
#誰も寝ちゃダメ のツイート
チケットはこちらから。チケット残ってるかどうかは不明です。
http://ticket.corich.jp/apply/90793/007/
樟泰輔さん（中央）は奔放に芝居を楽しんでいる自由さがナイスでした。意外な演技をすることで相手にもいい刺激を与えていました。おおさわさきさんはハマリ役。セレブ感溢れるゴージャスな演技で、舞台に幅をもたせていくことでしょう。
岡山昌義さん（左）は、先程紹介した『俳優名鑑vol.4』に出ていた方で、真摯に芝居に向き合っている印象です。役柄的にはギャップがあるので難しそうな気もしましたが、イイ感じで壊れた感じが出ていて、面白い味を出されていました。こいけさんは独特のオーラを放っていました。残念ながらまったく話していないので、どんな方かは把握できていませんが、出演メンバーの中でもっともアートっぽさを漂わせていました。
出演者紹介のラストは宇佐見未奈さん。赤いランドセルが日本一似合う女優といっても過言ではないでしょう。「GORE GORE GIRLS（ゴアゴアガールズ）」さんの客演など、外部の武者修行で一回りも二回りも大きくなった印象です。もともと優しくて気を遣うタイプで、以前はその部分が芝居でも垣間見える部分があった気がします。しかし、そこを完全に振り切って役に徹しています。集中力と熱量がハンパなく高いです。
今回は演出の牧島敦さんの両脇を池田俊介さんと田口和さん（左）の二人が演出助手として固めています。トロイカ演出方法は、ロロネッツにとってはかなりプラスになりそうです。演出と出演者を気遣いながら、いいものを探り、新しい可能性を引き出す流れができつつあるようです。
ロロネッツの芝居はスピード感がウリなわけですが、ドタバタ感が出やすいリスクもありました。今回はかなり安定感も加味された質の高い芝居になるだろうと感じさせられました。
現在は、まだ正解が出ないままで試している段階でしょうが、出演者それぞれが考え、想像し、共演者を感じて芝居を作っていこうとしているのが伝わってくる稽古でした。
本番まであと2ヶ月程度ですが、時間的にも丁度いいですね。それぞれに見せ場もあり、個性を発揮できる場面があるので、いいバランスでボトムアップされていく気がします。
純粋に話は面白いのでお客さんとして楽しめますし、役者さんも勉強になる舞台に仕上がると思います。
つか、見てて、
「あ〜、芝居って面白いんだよな〜」って思いましたから。
繰り返しますが、チケット発売は来週からスタートです。
お得な先行予約でお早めに。
チケット予約ページはこちら。
http://ticket.corich.jp/apply/90650/
ちょっと真面目に？ 【あなたが演劇を観に行かない理由】 を考えてみた
話は変わりますが、最近、目に付いたツイートがありました。芝居やっている人はご存じの方も多いんじゃないでしょうか。
岸本学/辮髪のフリーランスさん（https://twitter.com/bunamato_mosiki）が呼びかけていた【あなたが演劇を観に行かない理由】アンケートです。
結果はこれ。
【あなたが演劇を観にいかない理由】
演劇を観ない人の観ない理由を知りたい
演劇を観ない、観たことないと言う方は一番近いものにご解答よろしくお願い致します。
▶︎演劇関係者の皆様、優しい皆様
データを取りたいので拡散していただいてもよろしいでしょうか。
何卒、よろしくお願いいたします— 岸本学/辮髪のフリーランス (@bunamato_mosiki) 2018年4月1日
99,234票の40％が「そもそも演劇に興味がない」っていう回答でした。
この結果を見て思うことがあったので、途中まで書いていたんですが、あらためて気が向いたらアップします。
今日はここまで！
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今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
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