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Yumiko Yamanoさんにとっての初個展。おめでとうございます!
昨年の9月の第16回『ハート・トゥ・アート』で巨大天井画を展示した如月愛さん。
その際に行われた小西徹郎さんの演奏とのライブペインティングの様子などを撮影したYumiko Yamanoさんの作品展示(スチール&動画)がゴールデンウィークに行われます。
他にもポートフォリオ「デートなう」などが展示される模様。
今回、Yumiko Yamanoさんにとっての初個展となるそうです。
貴重な機会に『ハート・トゥ・アート』での様子が使われるのは私としても非常に嬉しい限りです。
<Yumiko Yamano 写真展 「re-」>
開催日時:2018年4月28日(土)〜5月3日(木) 13:00〜19:00 (最終日は17:00まで)
会場:フリースペース 緑壱(東京都墨田区緑1-8-3)
アクセス:JR総武線 両国駅(東口)より徒歩7分、大江戸線 両国駅(A5出口)より徒歩5分
詳細はYumiko Yamanoさんの公式サイトをご覧になってください。
facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/795872513955211/
facebookページ
https://www.facebook.com/yumikoyamano.official/
レンズをズームさせずに自ら踏み込む撮影は、独特のダイナミズムやリアル感が生まれる
Yamanoさんのサイトを見ると、「レンズをズームさせずに自ら踏み込んだ撮影」を意識していることが書かれています。これって、なかなかできないんですよね。
カメラマンやっている人ならば、実感できると思います。
ズームはズームの良さがあるんですが、被写体に迫っていく撮影っていうのは独特のダイナミズムが生まれます。
一部の方は知っているとおり、私はなんちゃって編集者です。同時になんちゃってカメラマンでもあります。
初めてまともな会社勤めをした時の社長はカメラマンで、そのアシスタント兼取材であちこちに行きながら写真のイロハを教えてもらいました。
さらに編集者っていうのは多くのカメラマンと仕事ができます。そのおかげで写真の違いの面白さも知りました。
誌面で使う前提なので基本的な構図の指示はこちら主導でしたが、同じような撮影でもそれぞれのカメラマン独特の写真のスタイルっていうのがあります。
事前のセッティングやライティング、細かい設定、現像の指示など、ホントにカメラマンによってかなり違うんです。結果、パッと見は似たような写真でも、仕上がりはいろいろと変わってきます。
そこで本題。
当時、私が感じた「レンズをズームさせずに自ら踏み込んだ撮影」の記憶を書いておきます。
社長と海外に行ったときのことです。
社長は「ちょ、ちょっとそこはヤメときましょうよ」と思うような場所もお構いなくズカズカと足を踏み入れていく人でした。
そして気に入った試写体を見つけると、相手のことなどかまわずに身体ごと肉薄していきます。すると被写体の心の動きが表情に出てくるんです。
カメラと対峙することでその人の内面が引き出されていくんですよね。明らかに本人の顔つきや身体、さらに周辺の空気が変わるんです。見ていてハラハラしつつも、非常に面白い経験として脳裏に焼き付いています。
それから社長ではありませんが、“脱がしのプロ”みたいなカメラマンと一緒に仕事をしたときにも感じました。
その時には、カメラという魔法の道具で被写体に寄り添いながら魂を抜き取っていくような感じでしたね。
「撮る」ことは、ある意味では、被写体の奥底に眠っている姿(魂?)を「盗る」ってことでもあるのかなぁ。。。なんて感じました。
被写体によっては迫ることがマイナスに作用する場合もありますが、カメラマンが身体ごと被写体に迫っていく写真は、明らかにズームの写真とは違ってきます。※もちろんズームがダメって話ではありません。ズームにはズームの良さがあります。
そういった意味でも、今回どのような作品になっているのか楽しみです。
会場は両国の住宅街にある一軒家ギャラリー兼フリースペース「緑壱(りょくいち)」。
会場は素朴な一軒家のようです。
ギャラリーサイト:https://ryokuichi.wixsite.com/ryokuichi
facebookページ:https://www.facebook.com/ryokuichi/
近くには赤穂浪士の討ち入りで知られる「本所松坂町公園(吉良上野介屋敷跡)/http://visit-sumida.jp/spot/6175/」や「すみだ北斎美術館/http://hokusai-museum.jp/」なんてのもあります。
合わせて両国を楽しんでみてはいかがでしょう。
せっかくなので両国エリア情報を追記してみました。
お散歩マップ:両国駅〜すみだ北斎美術館〜「緑壱」〜本所松坂町公園〜隅田川テラス
両国って詳しいですか? 私は両国国技館と江戸東京博物館、それから仕事で何度か行ったことがある程度です。
まだまだ未開のエリアです。
せっかくですので両国お散歩などをしようかと思ったりしています。寝坊して挫折するかもしれませんが。
考えているのはこのコース。
雑なマップ案内はお許しを。
一応、「両国駅〜すみだ北斎美術館〜「緑壱」〜本所松坂町公園〜隅田川テラス」コースを考えています。
でも、どうなるか未定です。スタート時間によるでしょうね。
見所をちょい詳しく紹介しておきますね。
すみだ北斎美術館
2016年11月に開館したばかりです。
By Suginami [CC BY-SA 4.0], from Wikimedia Commons
建物外観がスタイリッシュです。
『富嶽三十六景』や『北斎漫画』などで知られる江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎の美術館です。
現在の墨田区亀沢で生誕し88歳で亡くなるまでに90回以上も引っ越ししたそうですが、そのほとんどを墨田エリアで過ごしたそうです。
82歳(数え年83歳)頃の自画像(一部)はこちら。
From Wikimedia Commons, the free media repository
ちなみに亡くなったのは1849年5月10日。まもなく命日です。
現在、企画展『変幻自在!北斎のウォーターワールド』開催中です(6月10日まで)。
「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」の展示をメインに、北斎とその一門の描く変幻自在な“グレートウェーブ”を堪能できます。
北斎の波がどのように変化していったかご存じでしょうか? 多分、展示もされていると思いますが、「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」に行き着くまでの北斎の波の変化は勉強になります。
すみだ北斎美術館サイト
http://hokusai-museum.jp/
本所松坂町公園
かつて吉良上野介屋敷があり、赤穂浪士によって討ち入りが決行された場所です。
By User:Kentin [GFDL or CC BY-SA 3.0], from Wikimedia Commons
敷地内にある「吉良上野介の座像」、吉良の首を洗ったとされる「みしるし洗い井戸(首洗いの井戸)」がチェックポイントです。非常に狭い敷地だそうですが、これは町の有志が史実を後世に伝えるために土地を買い集めて作られたそうです。
すみだ観光サイト〜吉良邸跡(本所松坂町公園)
http://visit-sumida.jp/spot/6175/
隅田川テラス〜「隅田川こいのぼりフェスティバル」開催中
隅田川テラスは、隅田川両岸に沿って整備された親水テラスのことです。
隅田川と隅田川テラス(白髭西地区)
From Wikimedia Commons, the free media repository
4月28日(土)から5月5日(土)の期間は「隅田川こいのぼりフェスティバル」が開催されてます。
台東くん!4月28日(土)から5月5日(土)の期間は「隅田川こいのぼりフェスティバル」が開催中パゴッ!詳しい場所とイベント日は画像のチラシをチェックするパゴよ!29日からは両国駅でも鯉のぼりを揚げるから、隅田川両岸で元気に泳ぐ姿が見られるパゴね!#GW #こどもの日 #鯉のぼり pic.twitter.com/HBhRTIrIFl
— 台東くん (@taito_kun) 2018年4月27日
楽しそうです。
時間に余裕があったら、永代橋あたりまで歩こうかと思います。5キロくらい? 1時間半コース?
考えていたら、挫折しそうな気がしてきました(苦笑)。
せっかくのゴールデンウィークですから、普段できないことをして楽しみましょう。
つか、誰か一緒に行きます?
ここでつぶやいてどうする……(苦笑)。
実際、明日(28日)に行くと思うけど、他も行きたいから駆け足になっちゃいそうな予感もします。
じゃ! また!
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今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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