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目次
如月さんの新たな扉が開いた? 横浜中華街「art Truth」で3月4日(日)まで開催中
いろいろとお世話になっている如月愛さんの個展に行ってきました。
「art Truth」さんも久しぶりです。ちょうど中華街は旧正月「春節」イベントの真っ最中。けたたましくバクチクの音が街中に鳴り響いておりました(こないだの紹介記事 https://www.heart-to-art.net/BLOG/exhibition/ai-kisaragi-0068/)。
調べてみるとバクチクは「年」と呼ばれる怪物を追い払うために始まったとされています。南京や上海など、中国本土の一部エリアでは空気汚染の影響でバクチク禁止令が出ているそうですが、日本ではどこ吹く風って感じでバリバリやってる印象でした。それにしても街中で存分にバクチクを鳴らせるなんて幸せですよねぇ。
さて、今回の如月さんの展示はいままでに比べて少し……いや、かなり変化しているように感じました。もしかして新しい扉が開いたんじゃないかな? という印象を受けました。
如月さん本人と会うのも久しぶりでしたが、どことなく突き抜けた印象で爽快感が漂っていました。もちろん以前が暗い印象だったというわけではありませんし、昔から爽やかな方です。念のため。
「富士山にして富士山にあらず!?」 2011年から描き続けている富士山の変化
如月さんは2011年頃から富士山を描き続けています。
それは前から知っていましたし、それなりに作品は観てきました。
しかし、今回は、いい意味で「富士山にして富士山にあらず!?」という印象を受けました。
展示作品はこんな感じです。
時間の経過、象徴、宇宙、透過、命、つながり、未来と過去、創造、見えないけどたしかにあるもの…呼びかけるといろいろなキーワードが返ってくる作品たちでした。
ちなみに富士山が「富士」と表記されるようになったのは平安時代初期といわれています。それ以前は「福慈」「不尽山」と書かれていました。また、「不死」とか「不二」とも書かれたこともあったそうです。
「富士山にして富士山にあらず!?」と書いたのは、モチーフは富士山なのはわかっていますが、会場で作品の中に精神を没入していくと富士山という名前などはどうでもいいような感覚になったからです。
ちなみに参考までに信仰のテーマパークとも呼ばれる富士山について掘り下げた一冊『日本人はなぜ富士山を求めるのか: 富士講と山岳信仰の原点(徳間ポケット)』を読んでみると面白いかもしれません。
視覚と対話で観ることで……おぼろげながら感じた「4次元の世界」
如月さんは「時間」をキーワードに作品を描かれています。
今回、作品を観ていると「時間(空間)の認識が変わってくるような刺激」を受けました。
これ、うまく説明できません。ごめんなさい。
感覚的相対性理論というか……これでは説明になってませんね。
う〜ん……4次元的感覚と表現した方がいいかもしれません。
ちなみに人間の脳は3次元の世界までしか認識できないとされています。
たしかに視覚的にはそうだと思います。しかし、他の感覚も含めて観ると4次元的空間の認識は可能じゃないかな? なんて感じさせられました。
あああ、おかしなこと書いてますね。まぁ、気にしないでください。
そんなわけで、視覚的な部分だけではなく、作品に呼びかけると返ってくるキーワードを通じて如月さんの世界を楽しませてもらいました。
今回はいつもよりも期間が長い展示で、3月4日(日)まで開催中です。
間に合う方は、行ってみて作品と対話してもらいたいです。
サイズが小さいものもありました。買えませんでしたが、めっちゃ欲しかったです。お財布にゆとりのある方はぜひ! オススメです。
あ、ちなみに如月さんにとって富士山は女性のイメージだそうです。
これは2015年の作品ですが、なるほど、言われてみて納得しました。
富士山以外の作品も展示されています。
個人的にはブラックペイント作品が好きです。このシリーズもベクトルが違うだけって4次元的作品なんですよね。
あとは「まんまるくんルーム」をTOBI hostel & apartments(トビ・ホステル・アンド・アパートメント)で描いていた時に降りてきて慌てて描き残した作品もありました。※「まんまるくんルーム」の紹介はこちら http://www.heart-to-art.net/manmaru_sub01.html
ではでは、4日までですのでお見逃しなく。
Ai Kisaragi 個展「-TAKAAMAHARA-」
2018年2月21日(水)〜 3月4日(日)
11:00-19:00(最終日17:00迄)☆火曜休廊
会場:art Truth
住所:横浜市中区山下町112-5 日絹パークビル1F
電話:045-263-8663
http://www.yccp.jp/art-truth/exhibition/20180221.shtml
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今回の記事は以上となります。
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