こんにちは、『ハート・トゥ・アート』渡辺(@heart__to__art)です。ブログスタイルを変えるのはいいけど、ちょっとメンドイですね。マジで続けられるのでしょうか。
画像は「杉並ポートレート2002-2011」の展示風景です。『ハート・トゥ・アート』で毎回やっていた人気企画「無料写真館」の集大成展示でした。約2000組の撮影達成の区切りとして行われたものです。「無料写真館」はハート以外のイベント(他の杉並区内の施設で行われる地域イベント)でも要請されることが多かったです。ほとんどの撮影はカメラマンの橋本正俊さんによるものです。いわば、橋本さんの作品展ともいえる内容でした。展示会場は区民ギャラリー(杉並区役所2階)で、2012年の1月末から2月10日まで行いました。ちなみに現在は、記念写真館と形を変えてボチボチと行っています。
世界を拡げる唯一の方法は、視野の限界から脱すること
ドイツの哲学者、アルトゥル・ショーペンハウアーは天才の一人に挙げられる超人みたいな人。多分、アートを語るんだったら、彼の論文は読みこなしておいた方がいいと思われます。
「才能ある人とは誰にも当てられない的に当てる人。天才とは誰にも見えない的に当てる人」なんて言葉を残しており、思わず唸ったことがあります。たしかに、天才ってそういう存在だと思うし、常人の物差しでは測ることができませんよね。
名言のデパートみたいな彼は「視野の限界」についても言葉を残しています。
「誰もが自分自身の視野の限界を、世界の限界だと思い込んでいる」。
冒頭の天才の言葉に通じるわけですが、小さな世界だけを見ていては、いつまでたっても世界は広がらない、と説いています。「視野の限界」の脱却は新しい価値の発見にもつながります。
自分の行動範囲は・・・ワンパターン気味
自分の行動範囲を振り返ってみると、とにかく偏っています。10日に動いた場所は「東高円寺〜青山〜銀座〜新宿」。上京してから中央線沿線エリアから新宿、銀座、青山あたりがメインの活動エリアですが、ほとんど変化してきていません。天才云々は別として、もう少し視野を拡げる努力をしないといけないと考えさせれます。
さて、行動の振り返り。まずは東高円寺・セシオン杉並「まるごと台湾フェア」。
今回で3回目?だったはず。杉並と台湾の中学生による野球交流がきっかけになり始まった交流を拡げていくような主旨で行われているはずです。
にぎやかでした。台湾の方も非常に多かったように感じました。台湾の人たちの情報網や結束力はかなり強いらしく、その辺が盛り上がる理由のひとつらしいです。
つづいて青山。目的は武永リヨさんの個展@パン・オ・スリール(http://pain-au-sourire.jp/)でしたが、その前にちょっとだけ寄り道。
青山ファーマーズマーケット(http://farmersmarkets.jp/)の「ONE LOVE, WINE LOVE」(http://farmersmarkets.jp/winelove-01/)。ワイン飲み比べがメインのイベント。みんな、ほろ酔いで楽しそうでした。食イベントは強いですね。「食」「酒」「コミュニケーション」が揃っていれば盛り上がります。鉄板です。
「こどもの城」の2大シンボル〜『こどもの樹』と『・・・111,112,113・・・』
「こどもの城」のシンボル『こどもの樹』がこんなアリサマ。どうなってしまうんでしょうね。ある筋からの情報によると、いまだに確定していないようです。廃棄処分にならないことだけを祈っています。
こどもの城が閉鎖された状態で『こどもの樹』を見ると、いかに『こどもの樹』の存在感が大きいかが再認識できました。もし何もなかったら、ただの無機質の建物に過ぎないんですよね。閉鎖になっても『こどもの樹』があるだけで周辺に子どもの生命力が漂ってます。いまだにエネルギーが息づいてます。岡本太郎、すごいです。
これ、やはり、どこでも似合うわけではありませんね。生命力が必要な場所に移動させてほしいです。ガツンと喝を入れてほしいです。さて、どうなることか注目です。
岡本太郎ばかりに気をとられがちですが、建物壁面にある縄跳びする子ども作品も忘れてはいけません。『・・・111,112,113・・・』というタイトル。これは「日本のエッシャー」とも呼ばれた福田繁雄によるものです。
最後にお目当ての武永リヨさんの展示。でっかい作品がお店の雰囲気にもマッチしていてナイスでした。大テーブルの正面に展示されているんですが、この日は大テーブルにお客さんがいて、ジックリ観れなかったのが残念。ホントはお茶しながらの〜びり観たかったです。でも、こればっかりは仕方ないですからね。展示は7月1日まで。パン・オ・スリールのパン、美味しいです☆
たっぷり充電して、ちょっと裏道を通って銀座へ。当然のことですが、道を変えるだけで気分も変わりますね。
「こどもの城」隣にあるアライブ美竹に設置されている『石に咲く花』は高田洋一によるもの。見えない風や空気の動きを可視化した作品です・・・よね?
「こどもの城」裏手の住宅展示場ではウルトラマンが腰砕けになってました。この日はメッチャ暑くてウルトラマンもバテバテになるような昼下がりでした。
「視野の限界」を突破することなど不可能な感じですが、ちょっと歩く道を変えるだけでも新しいことに出会えますよね。
ちなみにショーペンハウアーは犬とよく散歩していたそうです。散歩大事です。
長いから「前編」「後編」にわけました。
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<余談>
ショーペンハウアーを読むならば、やはり『意志と表象としての世界』。一気読みすれば、きっと天才気分を味わえることでしょう。
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今回の記事は以上となります。
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